年末だ。年末だよみなさん。
クリスマスが終わった…もう年末だー!!と思ってから割とロスタイムが長く、「大晦日だと思ったらまだ29日だった」みたいな現象が起きることでおなじみの年末です。一方正月は瞬く間に過ぎていく。これは酒を飲んだりぐうたりして隙あらば寝ているため、瞬いているつもりが熟睡していることが原因という説もあります。
さて、年末らしいことと言えば振り返りである。ゆずは言います。「振り返るばかりじゃ脳がないけど 忘れちゃいけない場面もあるよ」と。
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過去との比較
このブログを開設したのは2016年1月(前身のブログから記事をインポートしたのでそれ以前の記事もあるが…)もちょもちょと続けているけれど、2018年くらいからそこそこ安定したペースで記事を書いている…ような…気がしている。その日何が読まれてるのかを確認すべくGoogleアナリティクスをチェックはしているが、今回はそれなりの期間で確認してみることにする。
2018年のPV数は23,000程で、2019年は113,540と前年比390%程度を叩き出していた。いやいやいや。何かがバズったというよりも、untitled goose gameやリングフィットアドベンチャーの記事をに辿り着く人が多く、やはり話題×早さは検索流入に結びつくのだなと思う次第であった。
さて今年。2020年は261,000PVとなり大体130%の伸びである。伸びる一方で検索流入が85%から90%に増えた。私としても推しのゲームやアイテムを紹介する記事が増えた自覚はあるし、そういう記事を探して無事にたどり着いてくれた人が増えた結果でもあるな…とは思う。
グラフだとこのような形になった。去年(オレンジ)も今年(青)もどこかで急に伸びる。そのおかげで上半期のグラフが単位設定間違えたみたいになってしまっている。
……。思えばブログというのを始めたのは高校生のころだったろうか。とりとめない日常を綴り、1日10アクセスがあるのかどうか…みたいな時代から思えば、なんだか恐ろしさすらある。上を見ればキリがないが、自分が好きで書き、好きで紹介しているような記事が誰かの目に留まる数が増えているのは、身が引き締まる思いだ。検索で訪れてくれる方よ、あなたの求める内容を提供できていただろうか。恐れ多くも読者登録してくださる皆様、……ありがとうございます。
こういう話は総括として最後に書くのではないか?と思ったので、また最後に書きます。それでは次はお楽しみ、どんな記事が読まれたかの紹介だよ☆
読まれた記事
第5位
dego98.hatenablog.com
「ゼルダ無双 二人プレイ」みたいなので検索してる人が多いんだなと思う。体験版の記事だが、発売後の今もアクセスが多い。二人プレイのやり方!みたいな攻略サイトが多い中、実際二人で遊んでどうだったか…というのをアレやコレやと書いたのがよかったのだろうか。
実際本編も二人プレイじゃないとやってられん…という気持ちになるミッションも多く、二人プレイでよかったと心底思ったものである。そのあたりについての感想はクリア後のネタバレ記事を参照されたし。悲しいかな、体験版を終えて抱いていた「不安」はこれでもかと的中してしまうのである。
第4位
巣ごもり需要でゲーム業界が賑わい、巣ごもりするから運動不足だぞ需要でリングフィットが売れに売れた2020年。少しずつ、少しずつ供給が追いついてきた…のだろうか。この記事が多く読まれている。発売日にレビューを書くのは良いが「発売日に体験できるレベルのことで作品を語っちゃあいけねえよ!」とも同時に思っている。なのでこの記事はあくまで「始めたての感想」なのである。当ブログではその後の感想なども書いているので偉いなぁ(熱い自画自賛)
思えばリングフィットは発売当時、手術入院から退院した期間で会社を休んでいた為当日にプレイができた思い出がある。リハビリだと言い聞かせたが、リハビリにしてはハードすぎる。わはは(笑うところです)
ゆるゆると1周クリアし、今は2周目である。その間にお嫁さんは3周目に入っている。どういうことだ?3周目でも楽しめるような要素が盛り込まれているのも恐ろしい(ここから先は君の目で確かめてくれ!)
リングフィットに関連して、フィットボクシングとの違いはどうだろうか…という動機で以下の記事に辿り着く人も多い。
第3位
ゲームばっかりだな!!!
ゲームばっかりである。untitled goose gameは「攻略」っぽい要素を盛り込んだ珍しいタイプの記事が多い。夢中になって遊んで、攻略につながるメモをポコポコ置いていった。発売1周年で二人プレイができるようになるアプデがあったり、セールが開催されたり、そのたびにアクセス数が増えるので、すごい狭い視点ではあるが「アクセスが増えるカラクリ」を感じることができる良い教材でもある(???)
第2位
ベスト5にサクナヒメの記事が2つランクインしていたのでまとめることにした。5位のゼルダ無双は繰り上がりです。サクナヒメはめちゃくちゃ記事を書いたので、合計すると1位に匹敵するかもしれない。
天穂のサクナヒメ。ガチ稲作が話題となり、SNSではバズり、売り切れが続出し、テレビにも取り上げられ、製作者は農水省に呼び出されていた。
しかし私は不満がある。確かに稲作の描写はすごい。こんな凝りに凝った稲作を体験することになるとは思わず笑ってしまったし、発売前も「こんな謎のこだわりを持つゲームはおもしろそう」という動機であったことに違いない。
しかし!しかし!クリアした今、「それよりもストーリーとかをもっと話題にしろよ!!!」という感情が爆発をしている。七面倒な稲作パートがこのゲームのすごさではない。面倒で面倒で仕方ないけど知らん間に愛おしくなるような稲作が、キャラクターの成長・ストーリーに密接に繋がっていき、その「面倒さ」が巡り巡って「稲作すげえ!!」になるというゲームとしての構図に驚かされるのだ!!…あ、結局稲作すげえって言ってる。
いやほんと、ストーリーやキャラクターの魅力、変化だけとっても近年稀に見る良作だと思っています。演出や音楽もブッチギリでいい。アクションも爽快。永遠にこの世界で遊んでいたかったなぁ…終わるのが惜しいなぁ…というゲームは久しぶりだった。実際にお嫁さんは米作りを続けていて米の格は99になり、ステータスもほとんどカンストし、武器も全部集めた上で最大強化しようとしている。永遠に遊んでいる。木魄500万集めさせようとする製作者の正気を疑う(褒めている)(褒めているか?)
このゲームこそちょっと遊んで全体を語ろうとしてはいけないゲームだった。購入前の期待をブッチギリで上回ってくれた。
第1位
ぶっちぎりオブ・ザ・イヤーである。NORDACE買った人のうち何人くらいがうちのブログを見たんだろう…と思う。
NORDACEのリュックについて使用感をこれでもかと書いた記事が一番読まれた。各種SNSの広告出稿が増えるたびに、我がブログ記事に辿り着く人が増えるという……。今はそこそこ購入者も増え、レビュー記事も増えているが、ちょっと前まではNORDACEを検索したら公式の次に弊ブログが引っかかるという状況だった。
ただ、検索流入を狙って書いているというよりも、単純におすすめしたいアイテムだから渾身の力でおすすめしたり、「気になるだろうなぁ」と思うポイントを紹介する意識で書いている。訪れた人の参考になっているのであれば幸いだ。Twitterで質問が飛んできたり、購入時にこの記事をぶら下げてくれたりする方もちらほらいて、とても嬉しい。NORDACE良いよね。知らない間に色が増えていて、ときめいちゃうよな。永遠にセール価格なんだけど、いつまでセールなんだろうな。
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紹介して頂いた記事
今年はありがたいことにはてなブログ公式さんにピックアップしてもらうことが数回あった。ハチャメチャに数のあるブログ記事の中からよくもまぁ見つけ出してもらえるものだと、中の人達はどんだけ読んでんだと思わざるを得ない。
こちらの記事ではBABA IS YOUの記事を取り上げてもらった。書いてから3ヶ月くらい経っていたのに、この特集で選んでもらえているのが不思議だった。恐ろしい。
ここでは3連休にいいホテルに引きこもってあつ森をやった!!という内容の記事を取り上げてもらった。コロナ禍の入り口みたいな時期、大阪駅直結ホテルなのにべらぼうに安くてビビったのをよく覚えている。外出はしているけど、ほとんど引きこもる…という体験がもはや懐かしい。今度は温泉付き客室みたいなところに引きこもりたいものである。
ハイキュー感想記事もピックアップしていただいた。ただ言いたいことを言い切る、「ここがいいよねぇーーー!!!」と友人と話し合うような気持ちで書いた記事を取り上げてもらうのはこそばゆい。一方で、私自身が漫画などの感想で「読みたい」記事というのは、やはり「感想」なのだと改めて実感したきっかけにもなった。読みたいものを書く。ただ事実をなぞるだけでなく、自分がどう感じたのか。どこが良いと思ったのか。どこに感情を揺さぶられたのか…。共感だったり、新たな発見であったり。
自分が思ったことは他の人には新鮮な感想かもしれない。感じたことを躊躇なく…軽率に書いていこう。そう思った。
この記事は後に「おすすめマンガ2020」のキャンペーンでも優秀賞を頂いた。何かを書いていて、賞をもらったのは初めてだったのでとても…とても嬉しかった。
読みたいものを書く
読書感想記事を書いている時に、ふと気づいたことがあった。それは「ただ何が書いてあるかを羅列するだけになっていないか」ということだ。
推したいがあまり、「これはこんな事が書いてあるんだよ!!」という情報ばかりになっていたことがあった。同時に「本の感想記事で、ただ内容が書いてあるだけの物を俺は読みたいか?」と自問した。答えはノーだった。
感情がぶっ飛んでいても、触れているのがその本の核心とは違うことでも、その人がどう感じたのか…というのを読みたい。
他の作品と絡めて本の解説ができるならそれはそれで「その人だからこそ書ける」ことだから良い。ただ私は事実だけ書いていた。…いや、「間違ったことを書かないように」していただけかもしれない。こういった感想を抱くのは間違いじゃないか?こう受け止めたけど、浅はかな受け止め方ではないか?と。だから安易に「書いてあること」だけを書いていたのかも知れない。
……やーねずいぶん拗らせている。ただ、長々書いた結果「要約」みたいになってしまったなぁと反省する日々を経て、一つ肩の力を抜いて書けたのがこれだ。
原作を履修していたら、その先の展開を知っていたら「あいつにも実はこんな背景があって…」というのを踏まえた感想が書けるのだろうし、それを知らずにヌケヌケと感想を書いたら反感を買うか…?
なんて知ったことか! とアニメ履修済/原作未読組の立場として抱いた感想を書けた記事だった。これを書いた後に自分の過去記事を振り返ると、決して「事実の要約」だけに収まってないじゃないか…。事実をなぞっていることもあるけれど、ちゃんと自分の言葉で書けてるなぁと憑き物が取れた気分だった。
やーねずいぶん拗らせてたわね。
軽率に読み、軽率に書こう
やはりインプットなくしてアウトプットはない。食うもん食わないと出るもんが出ないのだ(最悪のたとえ)
読まねば!と思って読むブログを増やすのは何か違うけど、アンテナは増やしていきたいと思う。アウトプット=記事にするだけではない。手を動かしたり行動を起こすにあたってのきっかけ・刺激・その他ホニャララにはやはりインプットがあるに越したことはない。そして、「いいなぁ」と思ったことを心に留めて、あるいは言葉にしていこう。
軽率に読み、軽率に書いたり、行動したり、何かを作ったりしていこう。これを来年の抱負として、この記事を締めくくりたい。
なお本記事は木本さんの運営報告記事を読んで「俺もやろ!!」と軽率な感情から生まれました。いつもありがとうございます。