あけましておめでとうございます。「実家に帰る」というイベントが年末年始感を味わう一つのトリガーだったんだなぁ…と思い知る今回の年末年始でした。普段の休日の延長にあるような、且つどこに行けるわけでもない日々。
どこにも行けないなら、家でスペシャルなことをしようじゃないか。ということで我が家では表題の通り「良いもんを食べる」に特化してみました。これはねえ…素晴らしい体験でしたね…。実家に帰る交通費が美味しい食費にトランスフォームしました。
まだまだ窮屈な暮らしが続きそうな状況下において、定期的に発動したいですね。家でできるスペシャル体験。それを実現してくれたのは、食べチョクでした。
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食べたもの
グレイズスワインいのけさんの豚しゃぶ
(該当商品は終了していたので生産者ページのリンクに差し替えました)
水餃子
1パック 10個入り
1個あたり20g 計200g
精肉
ロースしゃぶしゃぶ(250g)
バラしゃぶしゃぶ(250g)
モモしゃぶしゃぶ(400g)
ずんどこ入って3,300円。北海道からの送料は別途かかりますが、これがまぁおいしい!いろんな部位が楽しめるので、31日→2日→4日と楽しみました。まだ俺たちには水餃子が残っている!!
噛めば噛むほど「旨味」がジュワーと口の中に広がる、俺は今幸せを食べている…。そういう気持ちになります。しゃぶしゃぶすることによって脂がとろけ、口の中を満たしていく…。うまい肉は脂が全然しつこくない。これは後述するバラ肉で確かなものとなりました。豚がうめえ、うめえ。何度食ってもうめえ。「肉の味」がする…!灰汁も全然出ないですね。すごい。
バラは調理前の撮影を完全に忘れていました。ハッハ。さすがバラ肉、脂が多めなんですが、"脂が甘い"。脂が…甘い…?
肉の旨味と同時に襲ってくる脂の甘み。しかししつこくない、重たくない。バラ肉なんてたくさん食べたら胃もたれしちま……しない!!!しない!この少食の私でもペロリ!!!ペロォリ!!!!
続きましてもも肉のしゃぶしゃぶです。豚のもものしゃぶしゃぶって何?
見てください…この美しい………層…(層?)
もも400はさすがになーさすがに食いきれるか不安だなー。今までの250よ?いきなり400はなー。
薄くスライスされているのに、歯ごたえがすごい!俺は分厚い肉を食っている…。軽いしゃぶだとジューシィで、しっかり火を通すとすごい弾力の肉になる。ももしゃぶ、魔法の肉…。これが「肉」ってやつだぜ…。
これらの鍋は翌日の昼に"雑炊"として頂くことになる。豚の脂が溶けた出汁がご飯と絡み合う…。出汁に豚が居る…豚の旨味がギュウギュウに染み込んだ出汁で食う雑炊…!出汁に豚が泳いでいるといっても過言ではないッ!!!
坂田水産さん 【みやび鯛】しゃぶしゃぶ セット
豚しゃぶと交互に食べたのがこの「鯛しゃぶ」である。
※こちらも同じ商品は終了していたので生産者ページへのリンクに差し替え
2皿あるので2日楽しめた。送料無料キャンペーン対象なので、完全にお得。この鯛しゃぶは本当に本当に旨かった…。
薄く見える身なのに歯ごたえがぷりぷり!!旨味がジュワー!!!
さっとしゃぶしゃぶした場合は半生部分もあって、外はジューシィ中はしっとり!が味わえる。しっとりとした中に感じる鯛の旨味…。
しっかりしゃぶしゃぶした場合は引き締まった身の歯ごたえと、噛めば噛むほど出てくる鯛の味、王の味…!どちらも旨い!もう無い!!!(もう無い!!!)
しかし鯛しゃぶをした鍋や、手元の取皿の出汁に鯛の旨味が染み出ていて、白菜をはじめとした他の具材が"鯛属性"をまとうことにより、永遠に鯛を食べることができる!鯛はそこにあり、旨味成分の海ができる。グルタミン酸の海(グルタミン酸かは知らん)
そしてこの出汁で作る雑炊は実質鯛めしだった。
食べチョクについて
昨年まとめた記事でも、食べチョク経由で購入したアレやコレやを紹介しました。
食べチョクはコロナ禍で存在を知り、一次生産者さんの新たな販売ネットワークとして「いいなぁ」と思っていました。
この手の「美味しい食材」を直接購入する手はずは多岐に渡っていて、それこそ自前でオンラインショップを持たれているところもあります。
そんな中、個人的に思う食べチョクの良さは、「いろいろ選べる上に見やすい」に尽きるんですよね…。例えばこれが楽天だと、1つの商品に対して通販番組みたいな売り文句が並ぶページで構成されることになりますよね。ザッピングするにはしんどい。必要以上の情報があって、必要な情報が見つけにくい。
食べチョクの「たまに組まれる特集」「細かすぎないカテゴライズ」「多すぎない情報量の商品ページ」によって、「一次生産者から直接買える美味しそうな食材」がザッピング出来るという、極上の体験ができます。魅力はきちんと伝えつつ、必要な情報のテンプレートもしっかりしている…といったイメージ。
魅力がしっかり伝わる写真の撮り方…のようなTIPSがきっちり共有されていたり、担当さんそれぞれがしっかり生産者さんとコミュニケーションを取っている様子も、中の人の発信を見ると垣間見ることができます。
「おいしい食材をネットで買う」プラットフォームは数多ありますが、「ここを見たらいろいろ探せる」「使い勝手の良い」「見てるだけで美味しい」媒体はあんまりないんじゃないかな。私の観測範囲は狭いからアレですけどね…。
商品に対するメッセージも直接やり取りができるし、発送時に添えられたメッセージなどからも、商品に対するこだわりなどを感じることができます。
白山堂さんのイワナ・ニジマスの昆布締めセット(今は取扱対象外)を買った時、ツイートに対して生産者さんから直接リプが来た時はおどろきました。こういったやりとりができるのも魅力ですよね。
ギフトで買うことも多かったのですが、なかなか遠くへ行けない今、宿泊施設や飲食への提供が減ってしまった食材を取り寄せて家で買う…というスペシャルな体験は本当におすすめです。良い年末年始を過ごせました。
余談ですが、食べチョクに関するツイートをすると中の人がちょくちょくふぁぼってくれて楽しいです。お世話になってます!という気分になります。
こちらの記事もよかったなぁ。とても好きなので、これからも応援していきたいと思います。