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でごのつづるレコメンド。レコード。おすすめと、記録。

読書

採用ページの「産休育休制度あります」の違和感。『男性の育休』を読んで

「男性の育休」を読みました。 日本の少子化問題をなんとかするには出生率を上げねばならん。そのためには男性の育児参加がホント大切。ホント大切なんだけどなんで男性の育休取得進まんのじゃ?データ的に「取りたい」人は多いのじゃぞ?それには大いなる誤…

「リモートワーク」を悪者にせず、「働き方」を見直すきっかけに。/「会社には行かない」感想

「リモートワークでは空気感が共有できない」 「リモートワークではクリエイティブな仕事ができない。一人で完結できる仕事をしてもらうしかなく、なんならそれは業務委託でも良い気がする」 「リモートワークが進むと、労務管理場に社員にGPSを持たせないと…

『コミュ力』という漠然とした言葉に苦しんできた人へ/『コミュ力なんていらない』感想

今週のお題「読書感想文」 コミュ力なんていらない 人間関係がラクになる空気を読まない仕事術 作者:石倉秀明 発売日: 2020/08/27 メディア: Kindle版 『コミュニケーション能力』 これがあるや否やに振り回され、落ち込んだり自己否定をしてしまったことは…

【読書】『「わがまま」がチームを強くする。』わがままの奥にある「こうありたい」をどう活かしていくか。

サイボウズ チームワーク総研が本を出しました。買いました。読みました。(←ここまでは超速かった) 記事を書くまでに時間が立ってしまったのが惜しい。反省。いや、書きたいことが多すぎて… teamwork.cybozu.co.jp 「わがまま」がチームを強くする。 作者:…

【読書】チームのことだけ、考えた。/サイボウズのチームワークは理念と言葉の定義の浸透あってこその成果

チームのことだけ、考えた。――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか 作者:青野 慶久 発売日: 2015/12/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) サイボウズの取り組みや理念等については、サイボウズ式だったり、様々な書…

【読書】だから僕は、ググらない。/知を拡げるために、思考を冒険させてみよう。

どれほどいいことを考えていても、その考えが頭の中にあるだけで、まだ外に出てきていない状態では、アイデアとは呼べないんじゃないかと僕は思う。 アイデアとは具体なのだ。アイデアとはアウトプットだと言い換えてもいい。 「だから僕は、ググらない」p.1…

管理部門に求められるカスタマーサクセスのキモは、従業員にとってのエフォートレスな環境づくりとも言えそうだ。

以前「カスタマーサクセス」という本を読み、これは人事を始め管理部門系にも求められる考え方だなと思った…という記事を書いた。 dego98.hatenablog.com カスタマーサクセスというのは、「売ることが最大の目的」であったビジネスモデルから、今日の「継続…

「最軽量のマネジメント」、マネジメント層じゃない立場から読んだ感想

先日のサイボウズデイズにて購入した「最軽量のマネジメント」を読みました。 現職ではマネジメント層ではなくスタッフメンバーなのですが、この立場でも参考になることは多くあると思ったのと、そもそもサイボウズファンなのと、オサムさんの話をちゃんと読…

ペンギン・ハイウェイと、夏の香りと、読み終えた当時の感想を

<8月18日追記>映画感想記事を書きました dego98.hatenablog.com ペンギン・ハイウェイのアニメ映画版の公式サイトが開設しました。 penguin-highway.com 映画『ペンギン・ハイウェイ』 予告1 宇多田ヒカルさんが主題歌を歌い、蒼井優さんのお姉さんが、お…

【読書】「抵抗勢力との向き合い方/榊巻亮」

抵抗勢力との向き合い方 作者: 榊巻亮 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2017/04/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る タイトルのインパクトから、「抵抗勢力をどう説き伏せるか」みたいな印象を持ってしまったが、全然違った。 『物事…

暖かく繊細な表現にそっと包まれながら、内から芽生える何かに気づける一冊。 本屋大賞2016受賞作 宮下奈都さん 「羊と鋼の森」

愛読し、応援している作家、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」が、このたび本屋大賞を受賞しました ここ数年でメディアにも大きく取り上げられるようになっている本屋大賞。書店員が選ぶところがポイント。「選ぶ」というのは、各書店員の投票で選ばれるというこ…

キノベス2016 第一位 宮下奈都さん 「羊と鋼の森」

近年、書店員さんたち自身が「売りたい本」「読んでもらいたい本」を推薦して取り上げることが多くなっているように思います。 現場の店員さんからの発信というのは、出版社からの推し方とはまた違って面白い。 そんな中、紀伊國屋が展開するキノベスが発表…

「気づき」で揺れる心を描く/宮下奈都さん

(本記事は2014年に書いたものを手直しした記事です。また折を見て宮下さん特集記事を書きたいな) 「おもしろかった!」と膝を叩きたくなる小説もあれば、「うんうん。」としみじみ爽やかに読み終わる小説もある。 心をごりごりえぐられるような小説もあり…