ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んだ。本屋大賞のノンフィクション部門を受賞されていたのでタイトルは知っていたが、内容はほとんど知らなかった。この度、お嫁さんが図書館で借りてきたのを読ませてもらった。
階級、民族、性別、貧富による差、政策、教育事情エトセトラ。日本とは異なる当たり前があり、それを発端とした問題やトラブルがあることを知る。当たり前と思っていることは当たり前ではなく、あちらの当たり前は私達にとって信じられない光景だったりもする。
"無知なんだよ。誰かがそう言っているのを効いて、大人はそういうことを言うんだと思って真似している"
"頭が悪いってことと無知ってことは違うから。知らないことは、知るときが来れば、その人は無知ではなくなる"
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮社) 34~35ページ
知らないからこそ傷つけてしまうこともあるし、トラブルを招いてしまうこともあるし、損をすることもあれば、傷ついてしまうこともある。
それにしても…。作中でも描かれるような、明確な悪意を持って相手を攻撃するようなシーンには心がもやもやしてしまう。遭遇した時にどうすればよいのか。どう立ち向かえばよいのか。
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エアロバイクを漕ぎながら、昨日から始めた大逆転裁判のプレイ記録を書いてみる。どうにもスマホで長文を打つのは難しい。自分の脳内にある言葉がアウトプットされるまでに要するタイムラグがもどかしい。あと単純にスマホは重いので疲れる。簡単に箇条書きだけして、PCで体裁を整えた。そもそもはてなブログアプリは書きやすいとは言い難いのが更にスマホで更新するハードルをあげている。(『続きを読む』の設定できないのかな…)PCをバチバチに打ってきた世代だからこそ、長文を書くならばキーボードが良い。というか、キーボードでないと書けない。スマホで長文を打てるのはすごいなと思う。学生時代にPC通訳をやっていたこともあり、スピードにはそこそこ自信がある。当然、耳から入った情報をそのまま打つのと、考えていることを打つのでは使う筋肉が異なるのだけれど。
会議でメモを取るときなんかはほぼそのまま打ってしまう。それに夢中で、相手の発言を理解したり自分の考えをまとめたりがおざなりになってしまうことがあるので、少し気をつけねばならないなぁとも思う。
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この日記を書いている今、キッチンにいるお嫁さんが「ブレンダーデビューしようと思います!!!!」と高らかに宣言したので慌てて駆けつけた。友人から誕生日プレゼントとして頂いたものだ。満を持してのデビューだ!!
木本さん@kimotokanata のおかげで食生活が豊かになってしまう…!ありがとうございます! pic.twitter.com/qG8EdGdhCW
— へなこ (@0zrs0) 2023年7月28日
試運転をしたら、思ったより大きな音が出て、おっかなびっくり。鍋で下準備した野菜たちに、恐る恐るブレンダーを押し当てる。刃で刻まれていく音がする。私もちょっとやらせてもらう。うおおおお、野菜が刻まれていく。あんなに固形物たっぷりだったのに、とろっとしたポタージュになった。野菜たっぷりポタージュの出来上がりだ。
できあがったポタージュを一口食べる。顔を見合わせて「うまっ!!!」と言う。「お店やん!!」とも言った。我が家の食生活が大変豊かになった。