シオリエクスペリエンス19巻を読みました。今回はwebサイン会当選しませんでした…。いや、今まで毎回当選していたのが奇跡的だった。
今回もいつもどおり、いやいつも以上にドキドキさせてくれる1冊でした。次が読みたくてたまらない。毎回「えっそんなことになるの?!??」と驚かせてくれます。そんな興奮を引っ提げて発売記念イベントをやってるんだろうな…。私は後からアーカイブを見るよ…。
本日はJACK in 阿佐ヶ谷!
— シオリエクスペリエンス(ジミ&ヘン) (@shiorijimi) 2022年9月25日
チケット完売いたしました!
ありがとうございます!
当日券はありませんが、配信チケットは好評発売中です!https://t.co/mg4yZhWxYI
アーカイブ配信は10/2まで!
最新巻をご用意の上でお楽しみください。#シオリエクスペリエンス#JACKin阿佐ヶ谷 pic.twitter.com/dsmYT03gmF
19巻のネタバレを含みます。まだ読んだことがないからは、早いこと1から読んでみてください。
シオリエクスペリエンス第1話全92ページ、驚異の全21ツイートにて大公開!
— シオリエクスペリエンス(ジミ&ヘン) (@shiorijimi) 2019年4月5日
この魂の叫び(ブルース)を今すぐ体験(エクスペリエンス)!!
その1 pic.twitter.com/631KC9oiyQ
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溜まったマグマ
18巻で溜まりに溜まったマグマを爆発させた丈二。荒波、吹雪…猛烈な情景と共に奏でるコスモ。二人の加入・化学反応により新たな一面を見せるようになった新生シオリエクスペリエンス。
前回はマグマが爆発していたけど、今回のすばる先生の前での演奏では、マグマがぐぐっと積もるところで終わった。コスモが冷ましているのか、丈二が爆発しきらないのか。暴走しかけていたところもあるので、どちらかといえば「不完全」な状態なのかもしれない。決勝ではこれが爆発するだろうか。または、違う形でエネルギーが表現されるのだろうか。「ここだ!」となったあとの、時が止まったような演出がたまりませんね。光岡さんも「あっ」という顔になっているのが好きです。バンドの演奏として生まれる新たな音の表情をたっぷり見せてほしい。
交わる"因縁"
西日本代表、"生きし地に陽見入り居"。なんちゅうバンド名や。「生きしっち」という略し方もすごいな。ここで新たなクロスロードの番人が現れる。……現れるんだ!てっきりThe 27th clubのメンバーで終わりかと思っていたら!!まさかの2000年代に活躍したエイミー・ワインハウス。
すばる先生がターン と撃ち抜かれる見開き、すごかったな。今までジミやカートのセッション、シオエクのJack in!!なんかはまさにど迫力!客席を飲み込む!!ような演出が多かった中、ズドンと一発撃ち抜くような、別の衝撃をもたらす歌声。
「クロスロード」に選ばれたTOYOTA、選ばれなかった丈二。以前ジャニス・ジョプリンのようになれと発破をかけられた五月。ギターやベース、ドラムについてはタピオカズやブラバスと交流する中で何かしら得られたものはあったけど、じゃあ五月は。五月にとってのキーは誰になるのか。何をきっかけに次のステップへ進むのか。個人的にはドリヒルちゃんとか、予選で戦った面々また絡んでほしい。
Back to Black
エイミー・ワインハウス。彼女がアメリカ側のストーリーにも絡んでくる。楽曲に深い因縁があったエリーゼ&エラン。過去編が重たすぎる…。でも、ジャニスと出会ったときのエランの(ジャニスのだけど…)笑顔、めちゃくちゃよかったですね。歌で母親に笑顔を届けたエランに、歌うのってホント楽しい!の権化であるジャニスが降りるのはとってもいい。相棒って言ってくれるのがとてもいいですね。紫織との関係性も築かれていくのもいい。なんか嬉しい。
それにしてもモーガン・ベックマン!!!!シオエクでこういう胸糞展開というか、あからさまに「こいつぅ~~~!!」っていう人物が出てくるのは珍しいですね。あ、五月加入編のときの野球部とか、吹奏楽部の小物とかいましたね…。いやいや、それにしてもスケールがでっかいのよ。敵に回す範囲がでかすぎる。でかいけど、性根の部分、人間としての器の小ささ(いや、逆に悪い方向でドッシリしてて、それはそれでアッパレなのかもしれない)に対してのレジェンドたちのふてぶてしさよ。
大人気俳優モーガン・ベックマンに"ブルースに従っちまったパンチ"をぶちかました紫織。彼らがそれを歓迎するのは、紫織が魂の叫びに従ったから。コトの本質からブレないでいるから。
称賛もブーイングも多く浴びてきたであろう彼らには燃える展開なんだろうな。炎上?ブーイング?そんな逆境こそ大歓迎。「止められるもんなら止めてみやがれ!」のジミがかっこよすぎる~~~!!!ヘリの見開きのみんなの表情よ!!!ここポストカードでください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
憤り、滾る
ブーイング巻き散らかす観衆の怒り・憤り。仲間を傷つけられ、クソ逆境に降り立つThe 27th clubの決意。「次早く読みたいんだけど!!!??」となる読者。それぞれのあっついあっついマグマが煮え滾って19巻終了。ちょっと!!!!!このクッソ熱い思いをどうしたらいいの!!!!!!!
今までのライブハウス、アリーナとはまた全然スケールの違う展開。全世界注目の的となった場面で、どんなパフォーマンスが待っているのか。エラン&ジャニスの最高の歌声聞かせてくれ!!!!!!!そして、エラン自身の魂の叫びを聞かせてくれ!!!!