先日、家族で青森旅行に行きました。初の東北上陸。…厳密に言えば小学生時代に修学旅行で福島に行ったことはあるのだけれど。
広大な青森のほんの一部しか楽しめていませんが、青森旅行めちゃくちゃよかった。そんな思い出にひたりながら、ぼちぼちと振り返っていきます。
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大間のマグロ
「やはり大間のマグロは美味しいと聞くぞ」ということで、大間までぶーんと足を運んでマグロを食してきました。トロトロでした。大トロ中トロ赤身の波状攻撃はすごかった。せっかくだからとマグロ丼にしたけれど、エビやら何やら乗っていた海鮮丼でもよかったなも思います。米の量の「ふつう」が明らかに大盛りでした。げふ。
「生マグロが提供できない時期はマグロださないよ!(冷凍物の時期は提供しないよ!)」というお店の意志がメニューに出ていたのもよかった。
いやでも大間は遠いな!遠かった。函館とを結ぶフェリーや、津軽半島とのフェリーで行くのがエンタメ込みで楽しいかも知れない。
八食センター
後述するホテルからそこそこ近い距離にある八食センター。市場を楽しみつつ、購入したものを店内で焼いて食べることができるのが楽しすぎた。近海でとれた海鮮中心にめちゃくちゃたくさん売られていて、「これが普通ですけど??」という顔で全部でかいんだよな…。でかいだけあって「めっちゃ安い」っていう値段ではないのだけど、それでもこのサイズ・ボリュームでこの値段なら安いもんだと思ってしまう。感覚が麻痺する。
大満足でした。お土産もめちゃくちゃ買えるので八食センターおすすめです。また行きたい。焼くのもいいけど、お造りが基本的にボリュームたっぷりで「嘘でしょ?」みたいな値段で買えました。
あとりんごをいろいろ買いました。知らない品種がたくさんあって最高でした。
宿泊は星野リゾート
初めて星野リゾートに泊まりました。旅行の直前に星野リゾートに関するネガティブなツイートが話題になっており若干不安にかられていた部分もありますが、宿泊した星野リゾート青森屋では良い時間が過ごせました。青森屋は星野リゾートの●●シリーズとかの区分から外れているので、不思議な立ち位置ですね。
旅行の日程的に本場のお祭り自体は体験できないけれど、青森のお祭りの雰囲気を楽しむことができる(というかショーも実施している)青森屋。テーマパークを抱え込んだような大きなホテルなので、滞在時間も存分に楽しむことができました。
海外からの団体客も多く(本当に多かった)、星野リゾートって海外からのインバウンドも力入れてるんかなーとか思ったりしました。観光客需要が戻ってよかったね、と思う一方で、人気の観光地やホテルをゆっくり満喫するのはまたちょっと難しくなったかなとも思ったり。
…と思ったけど、結果的にはとてものんびり過ごせました。フロントで見かけたあの団体はどこに消えたんだ?宴会場?
季節ごとにガラリと変わるホテル
季節によってコンセプトががらっと変わる広場があり、秋シーズンはズバリりんご。りんご一色に彩られた空間は圧巻でした。小さいお子さんも大喜びの空間でしたね。大人でもこの非日常的な空間はワクワクします。
しれっと出てくるホタテは大きいし、りんごが抜群においしい
食事はビュッフェ形式の『のれそれ食堂』で。地域の食材を存分に使った料理がもりだくさん。ホタテが基本的にでかい。眼の前で炉端焼きしたものを提供してくださったり、ぬくもりのある空間でした。夜は写真全然撮ってない…。
朝は海宝漬が食べられます。おいおい最高かよ。
そしてなにより、りんごが食べ放題。ビュッフェのりんごってまぁ知れてるよねぇとお思いかもしれませんが、りんごがシンプルにうまいんですよね。りんご何回おかわりしたかわからない。当然のようにリンゴジュースも質が高い。りんごってこんな美味しかったっけ…と思うくらいに、りんごに夢中になりました。朝も夜もりんごずっと食ってたな。
売店も広く、おみやげやおつまみも豊富。こういったホテルでは珍しく普通のビールなども標準的な価格で販売されており、部屋でもゆっくりくつろげます。地酒も豊富で嬉しいね。
広場が広いのはいいけれど、お部屋の場所によっては食堂に行くまでが遠かったりフロントに行くまでが遠かったりするのは難点かも知れない。まぁこの楽しげな広場、何度通ってもいいですけどね。
お風呂もいいぞ
外湯もよかった。池と一体化したような感じの露天風呂は、夜は非常に幻想的な空間でした。視力が悪いのも幸いして、境目がわからない。「浮湯」と名付けられた露天風呂はその名の通り、広大な池に浮かんでいるような感覚になりました。冬はねぶたが浮かんでいるそうです。そんなことあるかよ。
今回奮発して部屋にお風呂がついているタイプの部屋に泊まったのですが、外湯とてもよかったので、もし再訪するとしたらお部屋は普通の部屋でもいいなぁと思いました。
みちのく祭りや
ホテル内で開催されているショーイベント『みちのく祭りや』。青森の名だたるお祭りを一挙紹介!とばかりにライブで披露してくれます。
三味線の演奏から始まり、青森の民謡『南部俵積み唄』、そして五所川原立佞武多、八戸三社大祭、弘前ねぷたまつり、青森ねぶた祭とドドンと続きます。映像や実際のねぶたのお披露目、歌と踊りで大盛りあがりでした。
一方お嫁さんは『南部俵積み唄』の歌詞にハマっていました。
「旦那さまの倉がすごいって唄だった。倉が48あって、銭の倉、宝の倉、あとはぜーんぶ俵。すごい」
五所川原立佞武多の紹介は映像投影だけだったので「映像だけ…なんだ…」と期待値が下がる場面もありましたが、その後はドドンとねぶたが登場したり、映像の演出もどんどん盛り上がっていき、最終的にプロジェクションマッピングまであって大興奮でした。一旦期待値を落ち着かせてからのドーンはうまい。
一回見れば満足かなぁという内容ではありますが、様々なねぶたと祭の雰囲気を味わえる体験はイイなと思いました。おもしろかった。何気に影絵のクオリティが高かったのも感動ポイント。
今回は行けなかったのだけど、青森市内にあるねぶたのミュージアムも行ってみたいな。実物見てみたい。リアルな祭りを見に行くのが一番なのだろうけど、落ち着いて実物を見たい気持ちが強い。
敷地が広くてお散歩もできちゃう
お庭がとっても広くて、ぐるっと一周1.3kmほどの自然あふれる小道を散歩しました。アクティビティの一つでもある馬車とすれ違ったり、牧場ではポニーがいたり、(初日の深夜に雷雨に見舞われた以外は)天気にも恵まれてゆっくりした時間を過ごすことができました。
酒造や奥入瀬もちらっと
八戸酒造
陸奥八仙で有名な酒造で酒造見学をさせてもらいました。ひやおろしのオレンジラベルが気に入ったので購入。海外からのお客様も来ていましたが、ポケトークを駆使してガイドされていました。ポケトーク実際に使っているところ初めて見た。
奥入瀬~十和田湖
紅葉シーズンでもあったため交通量が多くて車を停めることができず、車内から眺めるばかりではありましたが、奥入瀬の渓流はいいものでした。いつかリベンジしたいな。風が強く十和田湖の遊覧船は運転見合わせ中でした。
以前秋芳洞に行った際にも思ったけれど、「景勝地周辺にある、かつては栄えたであろう観光施設」が寂れていく光景は悲しいですね。これはこれで味があるのだけれど。お手洗いなどの公衆衛生周りとか、(海外)観光客向けのガイドとか、そのあたりに手が届かなくなっていくのはもったいないのう。
お土産たくさん買いました
今回は行けなかったけれど、青森のお菓子といえば非常に有名なラグノオさんのお店には行ってみたかったな。お土産売り場で見ないことはなかったラグノオ商品。あれもラグノオ、これもラグノオ。気になるリンゴはめちゃくちゃうまい。(関西の百貨店等でも見かけることがある)
「●●セミドライ」シリーズお気に入りです。
青森よかったなぁー
うまいもんがめちゃくちゃ多かった。当たり前のように出てくるものが平均点以上の美味しさ、みたいな感じでしたね。海鮮はうまいし、野菜もうまいし、りんごもうまい。今回は海鮮ばっかり食ったからあまり肉を食わなかったなぁ…。そのあたりはちょっと心残り。心残りといえば、現地のスーパーに寄りそびれたのも惜しい。生鮮食品コーナーや果物コーナーがどんな感じなのか見たかった。
それにしてもりんごがうまい。私の中で一気にりんごブームが来ました。先程も写真を載せましたが、いろんな品種のりんごを買って帰って大変楽しく味わいました。それぞれ食レポを書いているのでぜひ参考にしてください。
りんご富豪になった pic.twitter.com/KZuOxWvSBr
— でご (@dego98) 2023年11月3日
あいかの香り食べた。うまい。
— でご (@dego98) 2023年11月4日
星の金貨食べた。うまい。
— でご (@dego98) 2023年11月5日
もりのかがやき食べた。うまい。
— でご (@dego98) 2023年11月7日
北斗食べた。うまい。
— でご (@dego98) 2023年11月9日
ぐんま名月食べた。うまい。
— でご (@dego98) 2023年11月11日
りんご食べ比べ、どれもおいしかったなー。どれもおいしかった。いやー、どれもね、おいしかったです。
— でご (@dego98) 2023年11月11日
今JA青森を見に行くと、送料をJA側が持ってくださる形でりんごが販売されていました。スーパーの安めのりんごと比べるとちゃんとした値段はしますが、りんごって美味しいなぁと再発見できたので、おすすめです。