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オクトパストラベラー2 8人の1章を遊んだ時点での感想/今のところ前作のワクワクを超えてこないが、これからを楽しみに

ウマ娘が2周年を迎え大幅アップデートがあり、スプラトゥーン3は新シーズンに入るという怒涛の2月末~3月のタイミング。そんな中発売されたオクトパストラベラー2。

前作はブログに記録を残すほどにしっかり遊んでいましたが、2はどうしよっかな~ゲーム忙しいしな~~~。スマホ版は途中で離脱しちゃったしな~…と乗り気ではなかったのですが、オクトラ2のPVを観た結果「買う」になりました。ライブアライブリメイクでも感じたHD-2Dの進化を更に味わいたくなっちゃった…。


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とりあえず各キャラの1章を終えるところまで進めたので、現時点での感想を書いていこうと思います。まんまとおもしろい。

ちなみにイカ3との兼ね合いもあるのでPS4版を買いました。イカとの切り替えが楽なのでマルチプラットフォーム助かる。

オクトパストラベラーⅡ -SwitchオクトパストラベラーⅡ -PS4

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いいなと思っている部分

HD-2Dの進化がドラマティック!

カメラアングルや被写界深度表現の工夫がとても際立ちますね。1の時には基本見下ろし型だった気がするのですが、ライブアライブも今作もカメラワークのこだわり、前ボケ後ろボケのこだわりなどが随所に見られて、ドットと3DCGの融合を更に効果的に表現している気がします。水の表現とかすごくいいよね。

もうちょっと良いスクショを撮りなさいよとは思う。でもこのシーンもちょっと斜めのイイ感じカメラアングルに切り替わったりしてよかったのですよ。

フィールドだけでなくバトルも変わりました。ブーストを最大限まで引き出して技を使う時にカメラ演出も加わって激アツになります。サンプルは序盤に撮影したので雑魚敵相手なのだけど…

底力による戦術の幅

ブレイクしたりダメージを受けたりすると蓄積される『底力』。各キャラクターそれぞれ異なる『底力』が設定されています。強力な専用技を撃てるようになるキャラクターもいれば、技が全体化するようなキャラクターもいれば。

BP管理をどうするか、いつブーストさせるのか、行動順をどう管理するのか…と戦術を楽しむことができる本作ですが、『底力』の要素も加わったことで、どうすれば最大火力を出せるのか?強力な攻撃を受けずにすむのか?など考えることがたくさんあります。たのしい!ヒカリとオーシュットの専用技がかっこいい。

まだノリ切れてない部分

主人公を選ぶのに苦労した

本作の魅力は何と言っても「8人の主人公」がいること。誰の物語をどのように進めていくのか。8人全員やらなくてもいい、誰の物語を優先するかも自由。そういったことがウリではあるのですが、とはいえ最初に誰を選ぶのか?(自分がまず主役とするのは誰なのか?)が大きなワクワクポイントと言えます。

しかしここでめっちゃ悩みました。キャラ選択の時点で、個人的に「この人にしたい!!」と強く言えるほどのキャラクターがいなかったのです。そんなことって…。

1だと豪傑っぽいオルベリクさんもいいし、かっこいい学者サイラス先生もいい…クールビューティ狩人のハンイットさんもいい…!オフィーリアもかわいいし…うーん困っちゃう…!!と嬉しい悲鳴をあげていたのですが、2は本当に悩んだ。悩みすぎて20分くらいゲーム始まらなかった。

説明画面を延々と見比べていた

※キャラクター選択画面で昼夜変更できて(昼夜でフィールドアクションが異なるため)、変更に応じてBGMとイラストが変わるのはよかったですね。

1ではサイラス先生を選んだ私。固有アクション『予習』(相手の弱点を明らかにできる)が便利だったため今回も学者かなー…と思っていたのですが、オズバルド先生のPVの雰囲気に対して「メガネはちょっと解釈違いです…」となり(ひどい)、うーん。うーん…主人公!!って感じだとヒカリくん一択なのだけど、制作側にヒカリくんを選ばされている感じがするのでちょっと違うな…と拗らせてしまうなどの症状を起こしました。

結果的にかわいい踊り子アグネアを主人公にしました。俺はアグネアとともにスターダムを目指す。地方でがんばる子が全国を舞台にスターを目指していく。なるほど、ユキノビジン

昼夜の違いがバリエーションを生むような、役割がかぶるような

昼と夜の要素があり、時間帯によって登場する住民やサブクエ、昼夜で異なるキャラクターのフィールドコマンド(住民に対して発動できる固有のコマンド)があるのですが、前作では8人でそれぞれ分担ができていました。例えば「住民を仲間にして加勢させる」役割を、『自身のレベルに応じて"導ける"オフィーリア』『確率で成功するプリムロゼ』のように、同じ目的だけど光と闇のような違いで8人で4種類×裏表のバリエーションを分け与えていました。

ところが今作は昼と夜でフィールドコマンドが違うので、2種×8人のような形に。仲間を引き連れる方法も『お金で雇うパルテティオ』『アイテムで手懐けるオーシュット』『レベルに応じて導けるテメノス』『確率で成功するアグネア』と4パターンある。昼にしかいない住民に対しては誰で…レベルが足りないけどお金なら…など選択肢が豊富なのはいいけども、一方で少しもちゃもちゃするなぁという印象も。まんべんなく対応できるのはいいことかもしれないけど。

4人それぞれが仲間を引き連れて8人の大所帯になれます!

多いぞ!

章単体で見たときのシナリオの惜しい部分

これはもしかしたら前作やスマホゲーでも感じてたかもしれません。各キャラクターの全体を通したシナリオはきっとよくできているのですが、章ごとのショートスパンで見たときのシナリオがちょっとなー…と思うことがあります。短い間に起承転結を設けるがゆえの難しさとは思いますが。

展開のためだけに用意されて都合の良いセリフを言わされるモブがいたり、めちゃくちゃわかりやすい展開にちょいちょいモヤってしまうことがあります。オーシュットの最初とかまさにそれで、「獣人を差別する人」「獣人と少し仲のいい少女」みたいなのを見た瞬間に「はいはいこういうストーリー展開ね」と読めてしまうというか…。

とはいえロングスパンで見るとよくできていて「まさかこんな展開が!」と楽しませてくれたのが前作なので、これから楽しみにしていきます。

仲間になるときもっとお話しようよ~

戦闘時に仲間の名を呼ぶ掛け合いが実装されたのはとてもいいですね。それができるなら、初めて仲間にする時に、操作キャラクター側も何かしら会話してほしかった…。基本的に出会うキャラクターが「あなたも旅をしてるのか。一緒に行こう」と言われるだけなのが惜しい。アグネアとしてなにか返事をしてほしかった~!

各キャラクターの1章感想

各キャラクターのシナリオに言及しますので、1章とは言え知りたくない方はご注意くださいね。

アグネア

ガス…

主人公に選んでよかったなーと思う。すごく平和。直前で「シナリオがなぁ」とか言ってますが、アグネアシナリオは1章も普通によかった。華々しく旅立ったのにすぐ街に戻ってアイテム集めをしてごめんよ。戦闘で踊り技を使うと『セッション』としてサブ効果を発動してくれる仲間が強い。どこかの街で仲間に誘った料理長がめっちゃ強くて助かってます。HPとSP回復してくれるので、踊り放題。戦闘に繰り出すと回数制限にひっかかるのだけど、セッションはそれがないのでセッションメインでいいな。

シナリオが平和すぎるので、2章以降どんな展開が待っているのか読めません。何かに巻き込まれるのかな。パルテティオやソローネ編で出てくるような富豪とかが絡んでくるのでは?と予想。

パルテティオ

商人は強いって、前作で学んだ。トレサは最強だったので。ということで戦闘補助において抜群に強い商人パルテティオ。早くもBPパサーを覚えて期待値が高い。底力が『自分のBPを一気に満タンにする』なので、これも戦術の幅が広がるよなぁ…。

肝心の1章はちょっとだけモヤモヤ。「勝手に相手が後から契約書に不利益条項を書き足した」って、契約書は甲乙お互いに持つものじゃないの…?黒幕のロックおじさんがこっち側の契約書も握ってたから異議申し立てを封じていたってこと?うーん。富豪のロックおじさん、ソローネシナリオと裏で繋がりそうだなと予想。

ゾロと共に冒険している感じはとてもいいですね。パルテティオはメインストーリー以外にもビジネス系ストーリーも進行できるっぽいので、それも楽しみです。早くルンマスになりたい。(今作でもあるか知らんけど)

ヒカリ

ザ・主人公剣士ヒカリくん。ムゲン将軍がテンプレ的な「力を求める覇者」なので、王道ストーリーですね。これから集めに行く3人の仲間がなぜ全国に散らばったのかよくわかってません。休戦中ヒマだったから?

圧倒的主人公なのに夜のフィールドコマンドが買収なのが闇深い。

"無を取得"する陛下

決闘して街の人の技をラーニングできるのがいいですね。技のデパートになりそう。現時点では全体攻撃に乏しいのが厳しい。オルベリクさんの横一文字が恋しい。

それにしても底力の超火力専用技がめっちゃいいですね。『陰の力』というのが、俺の中の何かをくすぐります。

キャスティ

思ったより芯の強い声だったキャスティ。前作では薬師アーフェンを最後に仲間にしたせいで、薬師のポテンシャルを見いだせないままでした(裏ボス戦で気づいた)。調合ってすごいんだよね…。すごいんだけど、まだ素材が少なくまだまだ未開花な状態。今作では薬師をうまく使いたい…。

記憶喪失キャスティさんは今後の展開が楽しみですね。1章の作りもモヤっとしたというか、「あの制服は悪名高い◯◯の…!」と疑いをかけられるキャスティ→病人を救うキャスティ→「ありがとう…あんたは良いやつなんだな…」と感謝されるキャスティ。

うーん…章立てだからこういった短いスパンでの手のひら返し展開になってしまうのが惜しい。繰り返しになりますけど最終章までのロングスパンで見たシナリオは普通に楽しみなのですよ。なぜか悪名高い薬師団、その実態…なぜキャスティは一人逃されたのか。逃されたのにすぐマレーヤさん追いついているのはなんなのか。マレーヤさんは何がしたいのか。

オーシュット

おとぼけ天然ケモナーかな?と思っていたのですが(FF6のガウ的な)、実態は冷静しっかり者ケモナーだった平野綾…オーシュット。結構好きなキャラです。飄々と人と接する強き狩人。私久しぶりに平野綾に出会った気がしますが、いいですね。最初のパートナー選びはフクロウとジャッカルで、私は迷わずフクロウを選び、モクローと呼んでいます。(本当の名前を未だに覚えられない)

『緋月の夜』が近づいているということですが、テメノス編でも言われる『夜』と関係があるのか、そこが楽しみですね。

オズバルド

脱獄で2章も使う?????と正直思いました。脱獄時に看守長がボスなのはわかるけど、その後の島からの脱出劇もセットでよかったのでは?というボリュームでしたね。2章まで一気に駆け抜けたたのにレベルが低い。

前述の通り『予習』スキルがめちゃくちゃ便利。相手の弱点が何より重要な本作において序盤特に助かります。弱点どんどん暴いていくぞー。『魔法を大魔法化させる』スキルも身についたので、自分の魔法を大魔法化させておく→相手をブレイクする、ブースト前回&底力で威力を上げた大魔法で大ダメージ!!をボス戦で狙う展開が見えます。

オズバルドは宿敵を倒すメインのシナリオですが、裏で他のシナリオとどう繋がるのかが楽しみ。

風貌やドット絵的にメガネがない方が…好み…

テメノス

怪しげな雰囲気の神官が、石田彰の力でもっと胡散臭く!テメノス爆誕!「困りましたねぇ」と語る知的キャラ、なんて怪しいんだ…。夜だと相手にデバフかけるの助かる。

テメノス編は殺人事件の真相に迫るミステリ展開。一章で仲間になり、すぐ異動になってしまったクリック君が今後どう出てくるのかが気になります。予想ですけど「彼は知りすぎた」つって不幸な展開に巻き込まれてしまいそう…。クリック君…。

聖火の守りがあるのに教皇がやられてしまうなんて、聖火教なんて!と異端の動きが激しくなりそうですね。全然展開が読めないな…。

ソローネ

クールビューティ枠ソローネさん。うるさいなと思っていたスキラッチはイイ感じの見せしめになるかと思っていたらスーッと退場してしまいました。ある意味裏切られた。

盗賊団を抜け自由を得るため、マザーとファーザーどっちを先に倒すのか選べるシナリオ。結構悩ましい。前作テリオンは冒険の理由が自業自得すぎて仲間にする理由が薄かったですが(辛辣)、ソローネさんは盗賊団のボスをしばくという目的なので同行する意味がありますね。なんて甘い判定なんだ。

闇社会に繋がりのある盗賊団シナリオ、普通に他シナリオとのリンクが垣間見えそうで楽しみです。

2章以降の楽しみ

  • おそらく今後はキャラクター同士の掛け合いが増えそう
  • マップに記載のないダンジョンやジョブに関する施設を見つけたい
  • そもそもマップの白地が多い
  • ジョブに関する新要素や拡張要素が今後あると思うので、戦術の幅を考えるのが楽しみ
  • パーティメンバーめっちゃ悩む(嬉しい悲鳴)
  • 2章以降の戦闘やボス戦BGMの変化も楽しみ

現時点ではこんな感じです。タイトルに書いているとおり、キャラクターの魅力、ワクワク感という点でまだ1を上回ってないのですが、今後「2は2ですごくいいぜ!!」となるのを期待してます。

↓その後の感想

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