9月1日は防災の日。毎年恒例の防災用備蓄の見直しを行いました。ちょうどAmazonがセールをやっているため、賞味期限や使用期限が切れたもののストックをローリングさせるには良いタイミングです。（※9月4日まで。セール対象外でもポイント還元率が高くなったりしている)
「そういえば非常食を買っていたけど、賞味期限どうなってるかな？」とか、「モバイルバッテリーの充電は大丈夫かな？」とか、「乾電池の在庫はあるかな？」とか。ちょっとだけでも様子を見てみてはいかがでしょう。
我が家はとりあえず「賞味期限/使用期限」の確認を行いました。5年保存の羊羹の期限が迫っていたので消費＆購入。そういえばこれ今回初めて食べるぞ。……シンプルにおいしい。羊羹をちょこっとサイズで食べられる贅沢。間食としてガシガシ消費してカロリーをちょこっと足そう。
防災の日なので、備蓄食料の賞味期限確認を行い、初めてえいようかんを食べました。ンまい。 pic.twitter.com/EmZgx6jpsY
— でご (@dego98) 2025年8月31日
非常用持ち出し袋に詰め込んでいた水も賞味期限を迎えていたので入れ替え。水の賞味期限は味とか品質ではなく、内容量が変わっちゃう観点での目安なので飲む分には問題ありません。が、目安は目安なので入れ替えます。残しておいていざというときの生活用水に使うのも手ですけどね。それを考えても在庫が一定数あるので、今回期限がはみ出ていた分はサクッと消費しちゃおう。麦茶の仕込みに使う。
ペットボトルのお水の賞味期限は、お水の品質ではなく、「500ml」「1L」等と表記されている容量をキープできるかどうかによって変わってきます。ペットボトルの素材に使われているポリエチレンテレフタレート（PET）にはわずかに気体透過する性質があり、お水が蒸発することで少しずつ容量が減ってしまうのです。
つまり、ペットボトルのお水に関しては、賞味期限が切れたら飲めなくなるというものではなく、未開封の状態で保存されているのであれば、口にしても問題ありません。
そして今回発覚したのが、カセットボンベの使用期限！ずっと未使用でしまいこんでるなと思ってはいたけど、やっぱりあるんだなぁ使用期限。製造から7年が目安でした。
かつて大阪北部地震でガスが使えなくなったことからカセットコンロ・カセットボンベを備えていたのですが、それ以降使わずじまいで使用期限を迎えてしまいました。でもそれでいい。それでいいのよ…。（鍋とかで使ってもよかったけどね…）
未使用のボンベはガス抜きをしてから自治体の指示に従って廃棄します。こちらのページを参考にしながら風通しの良い屋外で作業しました。屋内でやるのは本当に駄目だよ。マンションのベランダも駄目だよ。ブシュワーーーと気化していくガス。気化熱の冷却効果でキンキンに冷える缶。これはこれでいい経験。
今回パッと確認した感じだとこれくらいですね。昨年買った保存食はまだまだ期限が残っているので問題なし。どちらかといえばあれだなー…非常時の赤ちゃん対応系を考えないといけませんね。液体ミルクやオムツは一定の在庫があるので、ある程度はなんとかなるとは思うけど。
こういう、もしもの時に備えるのっていっぺんにやりきろうとすると結構パワーがいりますよね。ちょっとずつでもテーマを決めてやるのがいいのかもしれません。たとえば「3日間家の外に出られなくなっても食いつないでいけるように」とか。「ガスが3日間止まったとしたら？」とか。
そのへんの重い腰をあげて一度準備してしまえば、備蓄が今も食べられるか/使えるのかの確認だけで済みますね。もちろん家族構成や環境変化などでのアップデートは必要にはなります。ほら、非常時の充電コードの形状は古いままになってないか？とかも地味に大事…。（ライトニングケーブル…USB-C…）
いろんなマニュアルやチェックリストもあるけれど、大事なのは想像力なんだろうなとも思います。自分の生活において、XXができなくなった時にはこれが必要だなとか。避難所に避難せねばならないときに何を持っていけばよいのかとか。そもそも避難が必要なエリアなのか？どういう時に避難するんだ？などなど…。……という想像力を働かせて先人が作ってくれたのがマニュアルやチェックリストなんですよね。ガハハ。なんですかこの段落。
あ！もしものことがあったときには慌てて忘れてしまいがちだけど、「なんかあったときの写真をちゃんと撮っておく」は心に刻んでおいて損はありません。保険まわりや、（特に賃貸の場合は）管理会社とのアレコレで大事になってくるから忘れずに撮っておこうな。ブロガーやツイッタラーは本能的に撮ってそうだけど…。（主語がでかい）
