2月29日、12時5分。とある光景の写真をツイートしたところ、あれよあれよと拡散されて、気がつけば翌3月1日夜の時点で、18000回もリツイートされていました。
大阪駅、時空の広場がすごいことになってた。 pic.twitter.com/H0qF3mXtKy
— でご (@dego98) 2016年2月29日
この記事は自慢でもなんでもなく、今後もこんなリツイートされることないでしょうから、思いがけない展開になって「何が発生したか」を、記録として残してみようと思った次第です。
そもそも自分のネタであったり努力であったり、写真の腕とか関係なく、たまたま"その光景"が衝撃的だったから、だけなので、自分のツイートという意識が薄い。
- とても通知が来る
- 通知を切っても通知が来る
- 突然のリプライ
- 若干フォロワーが増える
- ブログへの流入はほとんどない
- いろんなツイッターの使い方があるんだなぁと感慨深くなる
- まとめやらニュースサイトやらに載る
- 探そうと思えば自分の写真を使って他の人がツイートしてるのも見つかる
- 1日たっても反響があるのね
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1.とても通知が来る
えげつないほどの通知が来ます。お昼休みのツイートで、人が見やすかった時間だったからなのでしょうけど、直後からiPhoneが震えっぱなしでした。私はtweetbot3というクライアントを使っているのですが(現在は4が公開されています)、リプライやDMはもちろん、RTやふぁぼ(今はLikeですか?)も通知が来るように設定していました。普段の通知の数なんて知れていますしね。
そんな中、1時間もしない内に2000RTくらいいってたみたいで、通知も追いつかない状況に陥りました。
2.通知を切っても通知が来る
何を言ってるのかわからないと思いますが、通知を切っても通知が来たんです。
ひとまず、iPhoneの設定からtweetbotの通知を全部オフにしよう・・と思ったのですが、RTやLikeはともかく、リプライとかは通知して欲しいと思ったので、アプリ側で設定してみました。
アカウントの選択画面から、設定画面へ
アカウントの設定画面から、通知の設定画面へ
不要なスイッチを切ります。
こうすると、以後tweetbotでは指定したもの以外通知が来なくなります。以後。
「なにをー!俺たちは通知設定がオフになる前から通知しようとしてたんだい!」といった勇ましい通知は引き続き押し寄せます。マジかよ。通知設定を切るまでに発生していた数百、数千の通知は生きているのです。
じゃあどうすればいいのか
→いっかいアプリを終わらせればなんとかなった
ソフトバンクさんのQAより。私の言いたいのはこれです。
3.突然のリプライ
たくさんリツイートされた結果、私のフォロワーさん以外にも当然広まっていきます。それを引用RTしたり、普通に私宛の@をつけた「返信」ではなく「感想」のツイートが私のリプライ欄に現れるようになります。
この辺あれですね、素敵な写真やイラスト、ネタ的な写真やツイートだったらリアクションも変わるんでしょうね。
4.若干フォロワーが増える
若干なのがミソ。別にフォロワーの多さがどうのとかではなく、おもしろいネタ発信者でもイラストでもなく、事象を紹介しただけのツイートだったこともあるんでしょうから、「あっ!この人フォローしてみよ!」ということにはつながらなかったといえます。つまり、この時点で「私のツイート」が拡散されたというよりも、「私が紹介した事象」が多くの人に広まっていったということがわかります。そこに発信元への興味はほとんどない。 繰り返しますが、これがイラストだったり「その人のおもしろエピソード」だったりすると、話は別だと思いますよ。私もそういう場合は「この人普段はどんなこと言ってる人なんだろ」と見に行くことが多いです。
5.ブログへの流入はほとんどない
ほぼ前項と同じです。その日のアクセス全然変化なかったですね。「ツイートはRTするけど、その人のホームまではいかないし、他のツイートも見ないし、プロフィールにあるURLに飛ぶことなんて無い」ことがわかります。あくまで事象紹介のツイートだったからという要因はここにも絡みます。わかりやすい。
6.いろんなツイッターの使い方があるんだなぁと感慨深くなる
3で挙げた感想のようなリプライや、リツイートした方を見に行ったりすると、ほんといろんな人がいます。当然普段はフォローしている人のツイートばかり見ているわけで、まったく知らない世界に自分のツイートが広まっていってる現象はただただ未知数。ツイッターの使い方・楽しみ方の人それぞれ感を再度実感できました。良し悪しの話ではなくて。RTばっかりの人もいるし、こういったのをRTしてコメントして、RTしてコメントして、って人もいるし、様々だなぁと思いました。思っただけです。
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7.まとめやらニュースサイトやらに載る
巡り巡ってそれがRTされてきたりします。「大阪駅がくまモンだらけと話題に!」みたいな見だして、私のツイートが使われたりしているのは結構あるみたいです。ねとらぼさんも載せてたようですね。爆発的にRTが伸びるとこうなるんだなぁという感覚。
今回は特に自分の写真の腕が要因とかそういうことではないので、使うなら使ってくんなー、ですけど。これが自分の作品だったりしたら違う感情になったりするんでしょうね。なかにはツイートの掲載許可もらったりしている媒体さんもあるみたいですけど。
ちなみに3月1日時点ではどこのまとめサイトさんからもツイート使いましたとか使いますって話はありませんでした、と記しておきます。この記事で自分のツイートが勝手に使われる是非に繋げる気はありませんが。バズってる話題を載せてるだけ!ですからね。「わー、取り上げられてるー!」と思う一面、「なるほど勝手に使って記事を作るのか」と2つの思い。
8.探そうと思えば自分の写真を使って他の人がツイートしてるのも見つかる
今回たまたま写真に時計が写っているのもあって、他人さまが「大阪駅でくまモンいっぱいいるwwww」みたいなツイートで私の写真を転用している際はすぐ気がつけますね。というか撮った本人はさすがに気づくわ。
ということで、いわゆるパクツイ的なものも発生します。イラストだったりペットの写真とか、ネタ的な写真だともっと顕著なんだろうと思います。仕事に関わったりする人もいるのでこのあたりは厄介。
9.1日たっても反響があるのね
じわじわと成長し18000リツイッタラーになってしまいました。土曜にはくまモンいなくなるらしいんですけど、それ以降も広まってたらアレだな…
— でご (@dego98) 2016年3月1日
これ、あまり良いたとえ話ではないけど、災害や事故の時「今こんな事態…」って写真ツイートがやけに拡散してしまい、「今」という言葉が走って投稿時間まで気が行かず、時が経つにつれ現状把握とかけ離れていく怖さもある。5年前を思い出す。
— でご (@dego98) 2016年3月1日
こういった感想も抱き始めます。「大阪駅、時空の広場がすごいことになってた。」というだけのツイートなので、元ツイートの投稿時間まで気を配らないと「いつ」ということに気が付けないんですよね。例えばこのくまモンの展開は3月4日までらしいんですけど、それ以降ももしかしたら拡散は続くかもしれないし、8で挙げたように、「話題になった画像だから俺も使お!」って人も出てくる可能性はあります。
ツイッターの特性の一つでも在る「リアルタイム感」は失われ、時に混乱を招くことにもなりそう。
3年前の大雪画像を使って「今窓の外がやばいwww」つってツイートして爆発的に拡散するなんてことも可能だし、知らずに広める人があまりにも多いのがツイッター…にかぎらず、SNSだとつくづく思います。2011年の震災の時も、随分前の情報がRTされ続けたりしていたのはまだまだ記憶にあたらしい。
最後は真面目な話になりましたが、今回はめったにできない経験ができたので、記事に認めてみました。
最後に、大阪駅「時空の広場」は<ときのひろば>と読み、それだけでもRPG感溢れてるんですが、
この写真の奥にある高層階へのエスカレーターにより、ラストダンジョンのような雰囲気になっていることをお伝えしておきます。梅田ダンジョンを踏破し、大阪駅、時空の広場というラストダンジョンを是非御覧ください。
いったい何を言ってるんだ。
※すぐ隣のグランフロント大阪はラストダンジョン一歩手前のダンジョンかな。双子の塔
※となれば、近くそびえ立っているけど行き方がわかりづらい梅田スカイビルはクリア後にいける裏ダンジョン