オクトパストラベラー、体験版遊んでから楽しみにしていた作品で、実際遊んでいたらなかなか寄り道しがちで時間が溶けていって、結構楽しんだなーという感じです。
今回はいろいろと感想を書いていこうかなと思います。
ネタバレも挟むのでお気をつけくださいませ。
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1.各キャラ感想
サイラス
主人公に選んだサイラス、禁呪、生体実験、神話との繋がり…とストーリーがめちゃくちゃ重かったですね。後あとからわかりますが、この世界に隠された真理を紐解いていく点としては、一番重要なルートなのかもしれません。
プリムロゼ
復讐を果たすべく、という一貫した目的があるプリムロゼ編は、真実が明らかになる過程と、過去の思い出と交錯するラスボス戦の演出がよかったですね。パーティチャットもよかった。
ただラスボスが変態すぎるのはちょっと。
プリムロゼ編も結構話が重たい。アリアナがクリア後のサブストーリーで良い働き口を見つけたのはよかったなぁ。
話の重たさに戸惑っちゃうトレサちゃんかわいい。
オルベリク
エアハルトラスボスちゃうんかーい!!
エアハルトと共闘するとは!まさか3章で決着をつけるとは!!と、焦ってしまった。
4章の展開もアツかったですね。ヴェルナーさん馬に乗って戦うのちょっとおもしろい。そしてまさか滅んだ国が最後の最後の決戦場に化けるとは思いませなんだ。他のサブクエとかでも結構ホルンブルクの話出ていたから、何かしら絡んでくるとは思っていたけれど。
オフィーリア
巡礼の旅から、異教徒との対立に行き着くオフィ様編。最後の村は怖かったよ。
祈っても助からない事がある。神がいてなおなぜこの惨禍に襲われねばならぬのか。そんな思いから生まれる邪教の構図。オフィ様が聖なるオーラ放ちすぎて眩しかったです。
戦闘中に会話ある展開、好きです。
プリムロゼ以外の女性陣、ピュアすぎるでしょ。
アーフェン
一番物語としてよかった気がしているアーフェン編。
身近な人を助ける1章
薬師の知識の使い方を考える2章
悪人でも救うのか?という問と戦う3章
3章の問に対して自分なりの答えを見つける4章
アーフェンの苦悩と決意がアツい話でした。過去の自分を操作して聞き出すのすごい発想だったわ。
ハンイット
石化攻撃を防ぐ薬をとるために1章費やしたのに、赤目が石化攻撃をしてこなかったでござるの巻。
3章でいきなりドラゴンと戦うのと、4章の国を挙げての討伐戦の展開はアツかったです。クリアしたときには、他のメンバーのもちょいちょい終わっていて「なるほどフィニスの門、気になります!」と思っていたけどハンイット編では全然触れられなくて困ってしまった。まぁあとあと、赤目の正体がアレで驚くことになるわけですが。
赤目は余裕ぶっこいてたら全員に状態異常撒かれてヒヤっとした。石化はされなかった。(折角石化解除の薬手に入れたのにね。)
テリオン
テリオンを仲間にする際の「彼には仲間が必要だ」の展開、彼が勝手に屋敷に潜入したいってだけなのに、協力する必要性が無くて困ってしまう。(辛辣)義賊ならまだしもさー。あと彼にしか開けられない宝箱システムはちょっとどうかと思うわ。(辛辣)
最終的に過去の因縁に決着をつけることになるのはよかったですね。 (他人事)
トレサ
ラスボスが本当に謎すぎる。
最後のダンジョンで黒曜会の雑魚が出てきたので「おっ」と思うなどしましたが、なんやねんあの女と男…。まぁ、なんやかんやあったけど、私の宝はこの冒険の日々よ!!って平和なストーリー好きです。もっと商人らしくいろいろやってほしかったとは思うけど。
ひとり平和なトレサちゃんは癒やし。
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2.裏ボスについて
最後に8大ボスと戦うロックマン的展開が待っているとは思いませんでした。
いろんなサブクエ終わらせて、どうしたもんだと悩んでいたら、街と街を結ぶ街道にサブクエが仕込まれているのはなかなか気づかないよな…。ファストトラベルの盲点でした。
あくまでサブクエの一つっぽい扱いだったのだけが残念でした。あっさりしすぎでしょう。
みんなの物語が何かしら絡んでいて、真実や黒幕に近づいているんだから、せめてパーティチャットとか聞きたかったよ!!なんでここにないんだよ!!
ガルデラ戦も、あっちだけ一方的におしゃべりして、こっちはなんのリアクションもないの寂しすぎるでしょ。
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3.総括
各キャラクターのストーリー、そこだけ集中するとあっという間でしたね。街に行く→なにか起きる→ダンジョンに行く→ボスを倒す→次の街へ…という繰り返しなので、どうにもあっさり感があったのは確かです。ダンジョンが簡易な作りでテンポよくしてくれているのはとても好感が持てます。これでダンジョン苦痛だとしんどいよね。
一方で、いろんな街をある程度好きに巡れるし、寄り道要素もいっぱいあるし、と「次はどこに行こうかなー。あ、ここに謎のダンジョンが!」とか遊び回れて、結構純粋に楽しめました。
よく言われているけど、やはりキャラクター同士の繋がりが薄かったのは残念だったかなぁという印象。あくまで8人それぞれ独立した物語なので、そこまで密接に絡みがあるわけではないのはしょうがない。2章からパーティチャットが出てきたおかげで、少しずつ人となりもわかるようになり、主人公のラスト終えてからは酒場で4人のパーティチャットも出るようになったので、キャラクター同士のいろんな会話が見れるのはおもしろかったです。
ただ、あくまでそれらはサブ演出。本編で絡むことがなかったのがなー。そこまで作り込むのは大変だとはいえ、それならせめてフィニスの門の話では絡んでほしかった。パーティチャットレベルでもよかった。かゆいところに手が届くようで、そこでもう一声!!な感じ。
そういうなら、せっかくサブクエも世界各地に散りばめて絡ませているんだから、それもキャラクターごとのリアクションほしかったなぁとは思います。特定のキャラが依頼を受けたらちょっと演出が違う、とかが少し仕込まれたりしていたらおもしろかったなぁ。
そこだけが残念でしたが、他の戦闘やBGM、グラフィック等は素晴らしく、のめり込んでプレイできました。よく作り込まれてるなーと思いましたよ。街の人それぞれにちゃんと設定がしてあるのすごい。ストーリーが短いので、チープになってしまうこともあったけど、パーティチャットや演出で盛り上げていたのはよかったと思います。
各キャラそれぞれ個性があって、愛着もあるので酒場のパーティチャットは全部見てみたいですね。あとは…いろいろキャラ同士の後日談なり、絡みなりをぜひとも見てみたい。村に戻ったオルベリクさんをハンイットが訪ねて行くストーリーとか、トレサちゃんがお店を開いたところに、たまたま薬士として訪ねてきたアーフェンとか。
いろんなサブクエ終わらせて、ガルデラ終わったら本当にやることがなくなってしまうんですよね。みんなのボスとか再戦できないんですよね。そらそうだけど。
それならそれで、アフターストーリーもう少し用意してほしかった感ある。
…アーフェンだけいい感じのスクショがなくてごめんな、と思いながらこの記事を締めます。
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