NHKやNHK BSのテレビ欄を眺めていると、興味深い番組に遭遇することがある。ことがあるというか、ここ最近そういうのが多く、良い出会いをしている。
めちゃくちゃニッチな物事を深掘りしてみたり、なかなか無い角度から物事を切り取ってみたり…。広告が絡み視聴率が絡み…みたいな番組作りではないからこその熱量があるように感じる。
『魔改造の夜』、『ニッポン知らなかった選手権』、『ザ・バックヤード』、『街角イヤホン』、『神田伯山の これがわが社の黒歴史』…などなど。ふと見つけてその後の放送を追いかけるようになった番組がいくつかある。
『~黒歴史』なんて、前回たまたま見たのだけれど、なぜかメダロットのフィギュアを用いて再現VTRを作っていて、「そうはならんやろ」と思いながら視聴していた。ボンボン世代としてはニヤニヤしていた。「合意と見てよろしいですね」をNHKの番組で聞くことになるとは思わんやろ。次回はマジンガーZで再現VTRを作るそうです。なんでだよ。
ちょうど8/17の午前0時ぐらいから数話分再放送があるようなので、気になる方はぜひ。
『レギュラー番組への道』も興味深い。実際にレギュラー番組としてあるんじゃない?ってくらいの熱量で作られた番組が、次から次に放送される。過去のエピソードページを見ると毎回全然違う内容となっているのがわかる。すごく力のこもった読み切り作品が毎週次々に掲載されるような形だ。こう書くとジャンプラみたいだな。ジャンプラの読み切りは毎回楽しみにしている(合わない時も当然あるが)。
「レギュラー番組への道」は、土曜日の夜にお届けするチョットとんがった開発番組枠!!全国のテレビ番組制作者たちが、もてる限りの力を尽くしてお届けします!
たまたま見たこの回、めちゃくちゃよかった記憶がある。
気づいたらレギュラー化(準レギュラー化?)している場合もあるのもジャンプラっぽい。前述の『わが社の黒歴史は』当番組出身のようだ。
割とテレビ離れをしているものの、ピンポイントでこういったおもしろい番組に遭遇できるのがおもしろい。やけに多い出演者、CMに入るための引き、番宣のためのあれやこれやから開放された、純粋に質の高い映像コンテンツとして、最近のNHKがおもしろい。(球辞苑も好きです。よろしくお願いします)
明日は台風。ご安全に。