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【日記】何気ないことに尊さが詰まっているということかと、日記を通して気づいていく

日記をブログに書き始めて半月が経つ。

ろくに家を出ない生活をしながらも、案外続けられている。軽率に書き始めるきっかけとなった古賀さんの本が家に届いたので、少しずつむふむふ読み始めている。

ちょっと踊ったりすぐにかけだす

本当に日記だ。お会いしたこともない他者の日記が愛おしいと思うのはなんなんだろう。とても不思議な感覚だなぁ。

ただ、私はこの感覚をすでに体験している、宮下さんの『神さまたちの遊ぶ庭』をはじめとした、宮下さんの日々を綴った作品だ。他者の暮らしを読んでいて、何が「良いなぁ」と思わせているのか。

作品を通じて、筆者の日常の中の些細な出来事や、関わる方々への思いが感じ取れるからだろうか。それを通じて、『自分の日々の中にも、目を凝らせば、耳をすませば、大事にしたいコトがたくさんある』のだと気付かせてもらえている。…あるいは、信じさせてもらえているからだろうか。

神さまたちの遊ぶ庭 (光文社文庫)

そんな小難しいことを考えずとも、「良いなぁ」と心が温まったり、むふふと笑ったり、自分と違う視点に気付かされたりがあり、純粋に楽しい読書体験ができているのも大きいのだろう。

いやあ、それにしても古賀家も宮下家も、日常がなんと愛おしいことか。私の生活にもこうした楽しい瞬間は多々あるはずである。大事に大事にしていきたい。我々の生活にも、皆様の生活にも幸多からんことを。そこいらに散らばっている尊い瞬間を大事に大事に。