ミロミロ
友人が京都で個展を開いたので足を運んできました。
KUNST ARZT では、2年ぶり2度目となる
カンダシンジの個展を開催します。
カンダシンジは、ボールペンによる超細密描写を武器に、
シュールな世界観を表現するアーティストです。
カラーボールペンでひたすら、病的なほど細密に
描き込まれていくアーティストの脳内世界です。
ただ、本展では、さらにプラ板に描いた細密描写を加熱、
縮尺し、圧倒的な超細密絵画をフューチャーします。
ご期待ください。(KUNST ARAZT 岡本光博)
「超精密描写」が本当にすごいので、紹介したいと思った限りです。
プラ板に色鉛筆でゴリゴリと描いて表現する世界は―その世界の着想の時点で想像を絶するわけですが―小さなプラ板ながら広い広い妄想の世界へと誘ってくれました。どんな発想でこんなん描けるんだ。
スポンサーリンク
下書きなしの一発書きで、筆のノるままに描いているそうで。
もとからこういった気が遠くなるくらい細やかな画を描いていた彼ですが、プラ板という新しい表現方法に出会いました。
プラ板も、レジンで仕上げたり、いっそ形のまま切り抜かなかったり、余白も込みで作品にしたてたり、表現の仕方がいっそう広がっていて、なんだかワクワクします。


プラ板を組み合わせて骨格図にするってどうなってんだ。パーツひとつひとつでも作品として成立する。
この独特な色使いと精密描写、キャンバスはもちろんプラ板の世界でも、何かおもしろいことがたくさんできそうな気がする。
媒体によって全然違う映え方をするのでおもしろい。
カンダシンジ、ぜひぜひいろんな作品をチェックしてみてください!
ROBE JAPONICAあたりデザインで採用しないかな…すごいことになりそう。