DegoReco

でごのつづるレコメンド。レコード。おすすめと、記録。

平家物語を見た。鎌倉殿を見た。

毎週録画しつつ、3話くらいから見る機会を逸していたアニメ『平家物語』を一気に見た。テレビのスピーカーのせいか平家物語は音声がこもりがちで、字幕がほしいなぁと思った。大河ドラマも割りと声が聞き取りづらいので字幕を出している。ユニバーサルデザインとして字幕は標準装備してほしい。そのための作業に対し雇用を創出してほしい。

続きを読む

歯医者さんに褒められた。

歯医者さんに褒められた。よく考えたら褒めてくれたのは歯科衛生士さんだった気がするが(開始即タイトル否定)、褒められた。嬉しくて記事にしている。

かつては典型的な「痛くなったら歯医者に行って、異常が見つかって、治療期間だけ通う」タイプの患者だった私が、今は定期的なチェックとクリーニングに行くようになった。とてもえらい。

何本かの歯は削られ詰め物状態となってしまったけれど、もう歯は二度と生え変わらない。そう思ってから、「守りたい、この歯たち」という思いに駆られ、意識を新たにした。

定期的なチェックのたびに磨き残しや歯茎の出血を指摘されていた私だが、ここ数回のチェックでは「前回より出血が減りました!」と毎回のように記録(?)を更新し、今日に至っては「すばらしいですね!」が飛び出した。毎回歯茎をチクチクされるの痛くて嫌いだったのだけど、最近はそんなに痛くなくなった気がする。嬉しい。

続きを読む

【ネタバレ】映画オッドタクシー イン・ザ・ウッズの感想と、わからなかったこと

見てきました。映画オッドタクシー。アニメ版は年明けにイッキ見してドハマりし、オーディオドラマを聞いて、うおお~!と盛り上がったところに「次は劇場版がある」という良いモチベーションで過ごしてきました。

↓アニメイッキ見したときの感想

dego98.hatenablog.com

何を言ってもネタバレになるので、見てない方はご注意ください。アニメも見てない方は、ぜひご視聴くださいませ。アマプラで全話視聴できます。

 


www.youtube.com

続きを読む

シオリエクスペリエンス18巻感想/それぞれのエクスペリエンスと、魂の叫び

ついにシオエク18巻が発売になりました。サイン本当選したので実物はまだ届いていないのですが、待ちきれずKindleで読みました。

前回から新章突入。新しい環境でどんどん話が動いて、最後の最後で「そうくるか!!!」とひっくり返ったのが17巻でした。18巻、満を持して表紙に登場したあの人がどう物語を動かしてくれるのか楽しみにしていました。

 

それでは、18巻のネタバレ感想書いていきます。まだ読んでいない方、興味ある方はぜひこちらから。

続きを読む

しんどい時は「しんどい」という状態をまず尊重しようねという話

先日、Book&Appsでしんざきさんがこのような記事を書かれていた。

blog.tinect.jp

この記事で書きたいことは、大筋下記のような内容です。

他の誰かの悩みを聞いた時、「自分はその状況でそれ程辛くないから」「相手も大丈夫」という論法を「慰め」として使う人がいる

・痛みは決して相対化出来るものではなく、誰かの痛みの度合はその人だけにしか分からない

・「あなたの痛みはそんなに深くない筈」という論法は、しばしば相手の傷口をより深くえぐる

・だから、「誰かの痛みを他の誰かの痛みで相対化する」論法は慎重に扱った方がいい

・ちなみにこれは、自分に対してでも当てはまりますよね

・「もっと辛い人もいるから」と自分に言い聞かせ始めたら休み時

「俺はだいじょうぶだったから、あなたも大丈夫だよ」という言葉は、全く慰めになってない。 | Books&Apps

人が悩んでいることに対して、自分の経験などから「程度」を評価して発した「それくらい平気だよ」みたいなフォローは全く慰めにならないという話。

この記事を読んで、「そうそう、そうなんだよなあ」としみじみ思うことがあった。というのも、以前私が若干メンタル不調を起こしたとき、まさにこれで負のループに陥りかけたことがあるからだ。この記事では業務上での負荷、大変さの話だが、通じるところはあると思う。

当時ふとした事象で仕事の手が止まってしまった自分が、「誰かに相談したとしても『これくらい大したこと無いよ』と勝手に評価されてしまう」ことを恐れてしまい、より身動きが取れなくなってしまうループ。

以前別の媒体でも書いたけれど、少し整理してこちらにも書くことにした。

note.com

続きを読む

整体に行ってみた話。/それはリテラシーなのか、冷めているのか。

最近在宅勤務終了後に頭痛がしたり、目の奥がズキズキしたり、首が慢性的に痛かったり…という症状が発生していまして。

調べてみると、「背骨の歪みで血管が圧を受け、脳の血液循環が…」などがヒットする。うーん…、完全に当てはまるかはさておいて、歪みかぁ。なんとなく自覚がある…ような…。

整体といえば、コキャッとやったら劇的に世界が変わった!とか、ちょっと体を触るだけで体の不調がわかり、何かしら整えてくれる!みたいなイメージがあった。そんな夢のような話に期待もしつつ、ちょっと調べてみることにしました。

 

※本記事は、整体を探したり体験する中で抱いた素人の感想をつらつらと書いたものです。効果を保証する、あるいは効果を否定するような意図はありません。

続きを読む

アニメ『オッドタクシー』感想(ネタバレ有)

あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくおねがいします。

年明け早々すごい作品を見ました。前々から評判は聞いていて興味があったので、年明けから1話、2話…と見始めて、三連休の2日目夜に4話から最後まで一気観して今放心状態になっているところです。三連休じゃなかったら倒れてた。

ご存知ですか?アニメ『オッドタクシー』。ご存知も何も昨年の春アニメで、秋には再放送もしていたのにお前は今更見たのかという話ですね、はい、すいません…。後述するkansouさんの記事でめちゃくちゃ気になってはいたんですよ…はい…。

www.youtube.com


本記事はネタバレを含む感想になります。でごさんが「超おもしろかった…」と放心してることに興味を持った方は是非見てください。前知識なしに見る方が圧倒的に良いので、ここで引き返して見ることをおすすめします。アマプラで全話見ることができます。全13話、気づいたら見終えてますので…。

あらすじだけでも!という方は、以下あらすじを引用しています。アニメだけど小説のようで、だけどアニメにしかできない手法で描かれる物語です。

平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。
彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。

バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。

TVアニメ「オッドタクシー」公式サイト 2021年4月からテレビ東京・AT-Xにて放送開始

続きを読む