DegoReco

でごのつづるレコメンド。レコード。おすすめと、記録。

【週報】2/3-2/9 ワートリがおもしろすぎて書きたいことが多すぎる

ポケポケのイベントがどんどんやってきてびっくりしています。クレセリアexのドロップイベント、45勝チャレンジイベント、ゲットチャレンジのイベント…。えっ、こんなにイベントって重なるもんだっけ?割と小出しにしてた感覚だったけど違ったっけ?どうしたどうした???

と思って調べたら割と初期からこういったスケジュールの重なり方でした。毎回新鮮に驚いていて良いユーザーですね。いずれにせよあれだな。DeNAさんの決算を見る限りポケポケでの収益は順調のようなので、いい感じにさらなる投資をして更にいい感じになってほしいです。関わっている方々がんがえ~~。

週報の冒頭でポケポケやってない人を置いてけぼりにしてすいません。それにしても新しいパックが出てからの環境おもしろいわ~。

ポケモンのどうぐが仲間入りして、「ポケモンの最大HPを増やす」または「ダメージを受けたときに20ダメージ返す」道具をどう使う、使われるか。傷づいたベンチポケモンを呼び出すサポートがあることで、「ここで手札にこれがあれば勝ち/負け」といった盤面の幅が広くなったおもしろさと複雑さを感じています。アカギがあればよかったと思う盤面もあれば、ナツメが今手元にあれば、という盤面どちらもある。デッキ20枚でのやりくりが本当に難しい…!

そんな感じで楽しんでいます。最近はオコリザル×ルカリオデッキを試しています。ファイティングコーチ×2を引っ提げて「やり返す」オコリザルは強いぞ。シンプルにダークライexとマニューラexも組みたいけど枚数が足りない。

 

それはそうと寒かったですね。珍しくうちの周りでも雪が降りました。日本の冬って2月だったんだなぁ。(立春…??)それでは今週の週報です。

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ポケポケでカンダシンジのカードを手に入れる

またポケポケの話題になった!!!でもこれは仕方がない。念願のカードを手に入れたことを書かずにはいられない。まさかカード開封ではなくゲットチャレンジて手に入れるとは思わなかった。ありがとうありがとう…。

見事引き当てた図

花火みたいできれいだね

ここからはじまるコレクション

実際このカードを活かしたデッキはまだ組めていないのですが、対戦相手がこのカードを出してきたらスタンディングオベーションしています(迷惑)いろんな言語のカードを集めたいなぁ。難しいなぁ。

読む世界平和が発売される

『このクラスにギャルはいない』の1巻が発売されました。『赤面しないで関目さん』の時田先生の最新作です。ハッピー!(購入)モブ的なクラスメイトも含めて愛しい登場人物たちの愛くるしい平和ストーリーです。ただゆるくてふわっとしたほのぼの漫画ではなく、時々びっくりする角度の変化球が飛んでくるから時田先生は大好き。

平和な世界の平和な物語を楽しみたい方におすすめです。ここに世界平和があります。

「不特定多数が見る場への顔写真の投稿は時に危険を伴うのでやってないんだよね」「ふ~ん 賢明な判断だと思うぜ」

dego98.hatenablog.com

加湿器のクエン酸洗浄を行った

週末に仕事部屋で稼働している加湿器の洗浄を行った。水にクエン酸を溶かしたものを入れて1時間稼働させるだけで、ヒーター部分にこびりついた汚れがピカッとなります。

目に見えてピカピカに

メンテするたびに、象印の加湿器のメンテのしやすさが際立つんだよなあ。「パーツが多い」ってだけで大変なのよ。象印のパーツの少なさが異常というのもある。パーツどころかまるっと本体だからな…。っていうか最近だいぶスタイリッシュになりましたね。いいなあ。

dego98.hatenablog.com

ワールドトリガー最新刊がおもしろすぎて書きたいことが多すぎる

ちょっとこれおもしろすぎますね…。最新刊が出ると毎回「いちから読み返したくなる」おもしろさ。

今回は言いたいことが多すぎるなあ。多すぎるので記事にしようと思ったのだけど、ちょっと言いたいことがまとまらなかったので、週報の中で触れて言語化のトレーニングしときますね…。記事にする前の要点整理を週報でする独特の展開。この先はまとまらない文章をたらたら書きます。この話題で週報は終わりなので、ワートリに興味がない方はこちらでお帰りいただいても大丈夫です。あ、でもワートリを読んだことがないあなた、ぜひ一度9巻まで読んでいただいて。

 

いやーーーー。ほんと。閉鎖環境試験編のおもしろさがずーーーっと続いてますね。以前から各キャラクターの行動や思考を丁寧に描いてきているため、"この場面になったからこそ"課題が明らかになったり、指摘する/される説得力が増したり、初めて認知できることがあったり、…の納得度が高いんだよな。

先ほど"この場面になったからこそ"明らかになると書きましたが、読者目線ではずっとその人物の課題(のようなもの)はぼんやり見えていたんですよね。言い換えましょう。"この場面になったからこそ、『作中の登場人物自身の目線で』で明らかになる"って感じでしょうか。そこにスポットライトがバーンと当たる道筋が美しい。

今回で言えばなんといってもロクローでしょうね。読者としては「確かにロクローは自分で決めるのが苦手で、でもチームとしては香取が強いから勝てているなぁ」…と、今までのストーリーを通じて読者の中にインプットされてますよね。

・この部隊設定とランク戦の仕組みにおいて
・あの部隊で戦ってきたロクローが
・今臨時隊長の立場を与えられて苦戦している
という物語の流れがあるからこそ、今ロクロー自身がそれに気づく、またはそれを指摘されて学びを得る機会にバッチリハマる。読者が感じていたことが気持ちよく言語化されている。

これは"伏線"ではなくて、…"仕込み"…ともちょっと違う気がするな。「ロクローはこういう人間で、元々の性格もありつつ、香取隊で活動してきたことで常にこういう判断、行動をする傾向にある」という設定があり(設定というと語弊があるかもしれないが)作者は一貫してそうロクローを描いてきて、物語が今こういう局面であり、ロクローがこの境遇にいることで自覚のチャンスを得られる……だからそこにスポットライトを当てている。登場人物の見せ場やエピソードが出せるところに来るまで待つ…という話が単行本のおまけでもちょろっと触れられていて、なるほどなと思いました。

一人ひとりの行動や思考の背景に盛り込まれた設定の解像度が高すぎるよぉ。怖いよお。一つ前の巻での二宮さんが指摘した雨取ちゃんが「人に助けを求められない」部分もそうだし、ユズルへの「マネジメントする立場の方が指摘するべきだと決めつけて、自分が今できることをやらない」みたいなのもそう。今指摘するとそれがすごく刺さるし、それを自覚して次に活かせる絶好のタイミングなんだよな。

この分析や設計を各キャラクターごとに考えていて、遭遇した出来事やコミュニケーションの中でどんどん緻密にアップデートさせているんだろうなぁ。今回ロクローが大きくピックアップされているけど、他の小さい場面でもいろんなキャラクターが何かしら影響を受けつつ成長しているはず。

(今回の巻が特に)ビジネス書とか感想でよく見るのは、シンプルにヒュースがロクローに説いた話だけ切り取っても一般的に通じるからかなと思ってます。そこだけ切り取っても良いこと言ってるんですよ。

ただ本質はそこではなくて、ヒュースがロクローに説く内容の背景が今までしっかり描かれていて、読者もその印象を持っていて、今回の言語化でバッチバチに言語化されたという流れ全体が素晴らしいですよね。前述の通りロクローに対した話だけでなく、雨取もユズルもオサムも…それぞれ誰かからのフィードバックや気付きを通じて成長しているポイントが丁寧に描かれているのだ。

 

……うーん?まとめたかったのはこれだったか?要するに「こういった性格でこういった経験をしていたから今この壁に必然的にぶつかる」筋道のリアルさがすごい…みたいなこと?んんん?そんなメタ的な観点に着目したいわけではなかったような。まぁいいや…自分の文章を読み返して整理します。

 

あとはそうですね、今回ロクローの話は特に刺さる方が多かったのでは。「考えてみろ」と言われても、「その時求められている『答え』を探してしまう」なんて本当にありがちで泣いちゃったね。わかるよその気持ち。間違った答えを言って相手からダメな奴と思われたくないとか、間違った答えを言うと怒られるとか、そんな心境だったのではないか?元々の性格(=自分が無能だと思われたくない)もあるでしょうけど、

今までの香取隊の中では

  • 考えなくてもヨーコが成果を出してチームが勝ち進んでしまう
    • 考えたり工夫したりせずになんかチームが勝っちゃう
  • ヨーコができてしまう&他者に対して強く当たりがち
    • ロクローからすれば、下手な意見を言ったらバカにされそうと思う(ロクローのプライドもあるけど、そもそも心理的安全性が低い環境だったとも言えそう)
    • この点、ヨーコはチーム全体の課題に先に気づいて、ランク戦終盤ではロクローの意見を通すように意識していた気がする。

とか背景の納得感がいいですよね。ここに対して「考えられないからダメだ」と斬らないで、「その機会がなかった」と整理しているヒュースのフィードバック力の高さね!!!これってすごく大事な考えだと思うのです。

他の人に目を向けると、「なんでこんなことができるんだろう」なんて思うことがあるんですよ。チームを俯瞰して見られているなあとか、人を束ねられているなぁとか。それができない=自分はダメなヤツと変に自分を貶めてしまうことも多々あります。人に指摘されたときに必要以上に落ち込んでしまったり。

「"それ"を経験する機会がなかった」とか、「"それ"を今までは必要としてこなかった」という"事実"を認識することがとても大事。もし"それ"が次のステップに必要なのであれば、"それ"を経験すれば(させてあげれば)いいだけの話ですからね。

ヒュースがすばらしいのは、オサムが期限設定をして(せねばならなくて)、自分に足りないことを分析して次に繋げることができたことが偉いとか優れている(≒それができてないロクローが劣っている)という評価をするのではなく、淡々とオサムの成長の背景を述べていること。その必死さがない他者がダメだという話にしていないんですよね。「他の人間を貶めるつもりはない」と方針に理解を示して、あくまで観測結果を話している。これが良い。優しい。冷静。好き。閉鎖環境試験編、いろんな人を好きになる。すごい。

 

あとはそうだなぁ…。「自分に適した課題設定をする」「自分にできることを積み重ねる」ことの大事さを説くあたりはいろんな人に刺さる内容だなぁ。ボーダーってすごい組織だな。みんな中学生~大学生ってマジ?バリバリやるインターンシップ生か??

今のロクローはまず適切な課題設定をすることが大事なんだろうな。閉鎖環境試験の序盤で忍田さんが「若村を臨時隊長にしたのは将来の組織のため」的なことをおっしゃっていたけど、ロクローの素質をなにか見出しているのか、シンプルにロクローの成長が組織の底上げになるという話なのか。

ロクロー自身が「自分自身にできること」を客観視して、次の課題を適切に設定するその先に彼なりの強みを活かす"なにか"の手応えを手に入れられるのかが楽しみですね。「自分の見ていた壁は不相応の壁だった」と気づけた人間がこれからどう積み重ねていくのかが見ものです。次の話どうなるんだろうなぁ~。まずどうありたいか、から逆算して自分のできること・できないことを棚卸ししてステップを作っていくのかな。普通に勉強になるな。

いやあでも本当、今回は特にいい話でしたね。ヒュースの最後の自転車の話にグッとこない人はいないでしょう。何度でも読み返したくなる一冊でした。

あとはー…今回の話を読んで好きなポイントをいくつか。

  • 天羽さんが他の人の話をする機会レアで嬉しい。ろくろうさん呼びなんだ
  • 閉鎖環境試験ずっと読んでられる。ずっとやってほしい。
  • ういさんがどんどん好きになる。一緒に仕事したい。
  • バランス型が~とか一点突破型が~とかの優劣の話ではなく、「この状況においては」の強み弱みの話になるのが良い。弓場さん戦闘試験でバリバリに活躍してくれ
  • 太一~~太一いいぞ太一~~~!!
  • ののさんもどんどん好きになる。ご飯たべたい。
  • 閉鎖環境試験ドラフトの回を読み返すと、ロクローがヒュースを選んだときに犬飼さんのコマが挟まれてるのを見てひっくり返った
  • 歌川隊のカオスな百鬼夜行トリオン兵好きすぎ
  • 加賀美さんの造形だいぶ好き
  • 自走型と追従型の話も好き。ついつい「自走できないとだめ」と言われがちだけれど、指示に対して着実に遂行できるタイプもだいぶ貴重なんだよね。
    • 粒度の粗い指示のほうが動きやすい、きちっとした指示のほうが動きやすい。優劣じゃなくて「タイプ」として整理しているのがワートリのいいとこだなと思う。

 

思ったことをつらつらと書いたけど、なんかうまいことまとめて記事にしたいところです。ありがとうございました。