朝起きたときに「しんっど…」となるのがちょいちょいあります。若い頃のように「朝起きたらハイパー元気！！」なんて日はそもそも減っているわけですが、遅くまで残業した翌朝や、タフな出張の翌日などに限らず、通常時でも（少なくとも6~7時間は睡眠時間を確保しているのに）目覚めがしんどいなぁ…と感じる日が最近多い気がしています。
こういった疲れを軽減したく、夜寝る前に飲んだらよさげな物を服用し始めて二週間。それなりに安定して効果を実感できているので報告します。
キューピーコーワーヒーリングを飲むことにした
レッドブルやモンエナのようなエナジードリンクは一時的なバフでよくないぞ、という認識があります。なので日中にそういったドリンクでバフをかけるのは避けたい。そもそもあの類の飲み物を試した時、私にとっては体がワーッとなりしんどくなるので逆効果だとわかっています。
日中のバフよりも、寝ている間の睡眠の質向上を考えました。ジャンルで言えば栄養不良を防止して睡眠の質を改善するものが好ましそう。アリナミンナイトリカバーが最初に思い浮かびました。効果の方向性は違うかもしれないけれど、ヤクルト1000も睡眠の質の文脈で話題になりましたね。
アリナミンナイトリカバーなどの「寝る前に飲む」系ってつまり「カフェインレスなので寝る前でも飲める」ということなんですね。納得。
ただこのドリンクタイプを一日一本寝る前に飲むのを続けることを考えるとまぁまぁのコストになりますね。場所も取るし。他にないかしらと眺めていると、キューピーコーワヒーリングの錠剤タイプを発見。錠剤は比較的安くて場所を取らないからいいぞ。まずはお試しで30錠（15日分）を購入してみました。
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定量的な影響
装着しているFitbitで睡眠スコアを測っているので、その推移を見てみます。
睡眠スコアは、毎晩の睡眠について理解し、睡眠パターンの傾向を把握するための指標になるものです。質の高い睡眠を十分に取ることは、エネルギー、アクティビティ、気分、体重などにプラスの効果があることが、研究によりわかっています（出典）。
毎晩の全体的な睡眠スコアは、心拍数、覚醒状態の時間や寝付けなかった時間、睡眠ステージに基づいて算出されます。
Fitbit アプリの睡眠スコアとは何ですか？ - Fitbit ヘルプ
服用する前二週間の平均スコアがこちら。割とガタガタなグラフで、60点台～70点台後半をウロウロしている日々でした。平均は78点で「やや低い」と言われていますね。78点が低いとか言ってるのセンター試験対策してた頃か？
服用を始めて二週間のスコアがこちら。平均が80点を超え、また日々安定したスコアになっていることがわかります。実際ほぼ毎日80点台でした。
定性的な影響
数値はわかった。じゃあ体感としてはどうなんだ？という話ですよね。寝る前の服用を続けて二週間経って、
- 起きたときに「よく寝たわ～」と感じられる（眠いっちゃ眠いがしんどくはない）
- いつも以上にとっぷり夢を見ている気がする
といった実感を得られています。特に前者については、目覚ましが鳴るより前、うっかり朝方に目が覚めたときも「結構寝た気がするな…。え、まだこの時間？？」みたいな実感があります。二度寝はします。
二点目の夢を見るのは良いのか悪いのか。夢を見る＝睡眠が浅いと思い込んでましたが、そうとも言い切れないのかな。"目覚める前のステージがちょうどレム睡眠だった"とも言えるかもしれません。レム睡眠自体悪いもんでもない。
夢を見たからと言って「眠りが浅かった」という体感に結びついてないから大丈夫な気がする。「よく寝た気がする上で、よく長編の夢を見ている」という感じです。よかろうでしょう。たぶん。
浅い睡眠は、毎晩の眠りにつく際の入り口となり、身体は徐々にリラックスして緩んでいきます。この段階は通常、眠ってから数分以内に始まります。浅い睡眠の初期段階では、覚醒状態と睡眠状態を行き来することがあります。多少の物音で、簡単に目を覚まします。通常、このステージでは呼吸数と心拍数がわずかに減少します。浅い睡眠は心身の疲労回復に役立ちます。
深い睡眠は通常、睡眠の最初の数時間に多く見られます。朝起きたときに目覚めがすっきりしている場合は、前夜に深い睡眠がしっかりとれた証拠です。
深い睡眠中は、外的刺激に対する身体の反応が少なくなるので、目覚めにくくなります。呼吸が遅くなり、筋肉が弛緩し、通常、心拍はより規則的になります。一般に成人は、年を取るにつれ深い睡眠量が低下する傾向がありますが、睡眠パターンは人によって異なります。
深い睡眠は、身体の疲労回復に役立つだけでなく、記憶や学習にもメリットがあります。このステージは、免疫系の働きもサポートします。
レム睡眠の初期段階は一般に、深い睡眠の初期段階を終えた後に発生します。通常、就寝時間の後半の睡眠サイクルの方がレム睡眠の時間は長くなります。
この最後の睡眠ステージでは、脳が活発になります。夢は主にレム睡眠中に見るもので、このとき、眼球はすばやく、さまざまな方向に動きます。心拍数は増加し、呼吸は不規則になります。原則的には、頚椎より下の筋肉は夢に反応することを避けるため動きません。
レム睡眠は、脳が前日の情報を処理して統合し長期記憶に保存できるように、気分の調節、学習、記憶に重要な役割を果たすことが示されています。
What should I know about Fitbit sleep stages? - Fitbit Help Center
続けるぞ
以前と比べて良さげな目覚めを実感できているため、キューピーコーワヒーリングの継続を決めて60錠のものを購入しました。べき論で言えば適度な運動、十分な栄養で睡眠の質も改善！というのがベストなのでしょう。悲しいかなそこまでパーフェクトな日常を続けるのは難しい。運動や栄養には当然気を配りつつ、適度にこういった商品の力を借りて、健やかに日々を過ごしていければと思っております。
