先日の夜、急な発熱に見舞われた。
朝から何となく調子が悪く、その時は熱はなかったものの、帰宅後37℃を計測。横になるもなかなか寝付けず、次に測ると37.5℃程に上昇。それからも特に背中が痛く、寝るにも姿勢をもぞもぞ変えてしまい寝付けず、頭は痛いし体は熱いしでも寒気がするし、という典型的な風邪だなぁなんて思っていたらあれよあれよと38℃を超えてきた。
うーんこれはちょっと対処しないとキツイな…と思い夜間診療をやっているところを調べると、それなりに近くにあるが、歩ける距離ではない。
タクシーを呼ぶ…なら、そうだ。過去に木本さんの記事を読んでインストールしておいた、japantaxiを使おう。と思った。
この記事当時は「全国タクシー」という名前だったようだ。そういえば。
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サンプルとして大阪駅付近を表示させているが、このような感じで乗車位置(と降車位置)を指定して、ネット決済か現金払いも選ぶことができる。何かしらの条件でクーポンを得ることもあるらしい。(初回クーポンがあったような記憶がある)
手配を終えたら、タクシーがあと何分くらいで来るぞー、というのがわかるので(画面上でも車がリアルタイムに動いていたような記憶があるが、いかんせん記憶が曖昧だ)
タイミングを合わせて家を出て、迎えに来てくれたタクシーに乗り込む。行き先もタクシー側に通知されているが、口頭で詳細をすり合わせる。
今回決済は車内に搭載されていたのでiD払いとした。dカードGOLDユーザーなので、最近はiDやd払いできるタイミングは積極的に使っている。
※アップデートしていなかったから気づかなかったが、japantaxiではd払いにも対応したらしい。
タクシー乗車で『dポイント』が貯まる・使える! 『JapanTaxi』アプリ『d払い』対応スタート - JapanTaxi株式会社
乗車中に面白いことが起きた。
運転手さんがアプリの宣伝ティッシュをくれたのだ。
「movというアプリもいいですよ。これ、大阪では最近始まったんですけどね。」
ずいぶん営業熱心な運転手さんだな、と思った。
タクシー配車アプリには明るくなかったので、ハキハキと教えてもらえる機会は貴重だなと思った。高熱の時以外に聞きたかったが。
「DeNAが開発していて使い勝手もいいし、そのティッシュについてるクーポン使うと、先着1000名で最大5千円のクーポンが貰えます。さっき載せたお客さんも貰えてたんで、まだ間に合いますよ」
「それに、そのティッシュに他のクーポンもいろいろ付いてるんで、是非使ってみてください」
つらつらと営業を受けるが、しかしこちらは高熱の身。ぼんやり話を聞きながら夜間診療の医療機関へ到着した。
何故かここの体温計では36.6℃を計測してしまい、体がめちゃめちゃ熱いのに「はて?」みたいな恥ずかしいことになってしまったが、喉が赤くて風邪かな?くらいの診察を受け、頓服薬としての解熱剤も受け取り、さて帰るか…というところで、先程営業を受けたmovを使ってみることに。
movの画面はこちら。ほぼ同じ場所だが、*1こちらは注意喚起がある。
この表示が出てしまったが、その他「現在地から遠すぎます」という注意も出た。
japantaxiは「予約」があるので、少し仕様が異なるのかもしれない。今から呼ぼうとするとエラーが出るのかもしれない。残念ながら試していない。
あと先ほどと同じ時間にスクショを撮ったのだが、表示される車の数が異なる。movはまだ大阪では提携が少ないのかもしれない。
大阪には7月から上陸したらしく、たくさんクーポンをもらえた。*2なんと太っ腹な。
帰路にはその際にもらったクーポンを利用して帰った。
クーポンの利用はネット決済に限るので、クレジットカードの情報を登録するのに抵抗があると難があるかもしれない。これはjapantaxiでも同じことが言えるが、japantaxiはカードもApple Payも、前述のd払いも対応しており、少し手広いなという印象がある。movのネット決済は「カードを登録」しかない。(2019年7月24日確認時点では)
使用感については双方大きな違いを感じなかった。思ったところに呼べるし、通知が来て教えてくれる。
今の所の大きな違いは、
japantaxiは全国を網羅している・予約配車が可能・決済手段が豊富。
movは東京神奈川・京都大阪のみのカバー、なんだかクーポンが多い。
それくらいだろうか。私の移動エリアとしてはどちらも選択肢にあるので、クーポンが使えるうちはmovで、その後はjapantaxiのd払いでポイントをいい感じに貯めるようになるかなというイメージ。
まぁ生活上それほどタクシーをべらぼうに使うことはないが、ここぞという時にささっと呼び出せる仕組みはありがたいなぁと感じた。タクシーの運転手からすれば、管理すべき端末が増え、決済手段も増え、大変なのかもしれない。後日別件でmovを使った際の運転手は「なかなかついていけないですよ」と嘆いてもいた。
また、過去には京都だったか、タクシーの運転手が「アプリで予約を受けるのですが、ドタキャン(到着したら不在だった)も多いです」と嘆いていることもあった。配車している間に他のタクシーを見つけちゃったりするパターンだろう。今の所アプリ上ではそこまでの個人情報を入れるようにはなっていなかった。(名前確認をする程度)
タクシー側も予約者を評価するなどして、双方の信用によって成り立つ仕組みになるのかなぁと思うなどした。(そもそも海外で先行していたuberなんかはそんな仕組みではなかったか?あれは個人がタクシー的にやる仕組みだからか。)
タクシー配車アプリについて割とわかりやすかった比較があったので、ご紹介。
*1:当ブログで複数紹介している「囲炉裏と釜飯 しずる」付近です。
*2:ちなみに初回限定で使えるクーポンがあります。この際インストールするあなた、「2019osaka」のクーポンコードで金額はお試しのクーポンをどうぞ。8月31日までにご入力を。