結婚記念日だ！気温もちょっと落ち着いた！結婚前からよく通っていた神戸の飲み屋に挨拶に行くぞ！
息子が産まれてから（実家への帰省を除けば）初めての小旅行へ行ってきた。お店のあいてる時間に顔を出してから家に帰るのでは遅くなってしまうので、そのまま近場に泊まり二日目はちょっと観光をするくらいの小旅行である。結婚前はよく通っていたんだけど、引っ越して少し遠くなってからは頻度がグッと落ちてしまったんだよな。それでも年に何回かは遊びに行っていたが、妊娠してからは顔を出せていなかった。少し暑さもマシになってきたので、いざ小旅行だ！
ベビーベッドを貸してくれる駅チカホテル
事前に神戸でベビーベッドを貸し出してくれるホテルをピックアップした。神戸のランドマーク的なメリケンパークホテルやホテルオークラも赤ちゃんフレンドリーではあるのだが、なにせ駅からちょーっっと距離がある。シャトルバスもあるとはいえ、ベビーカーや宿泊荷物を持ったままだとなんとも大変そうだ。何より飲み屋に寄った後だからサッと移動したい。ということで、元町駅徒歩1分の神戸プラザホテルに白羽の矢が立った。有料だがベビーベッドの貸出サービスをやってくれている。
しかもこのホテル、万博シーズンで関西のホテルが高騰してる的な話を聞いていたけど、平日価格で一人1万円を切っていた。「いやー平日でもやっぱ高いなー！」とかなると思ってたのに…ほんと？？大阪出張で平日ホテルを取るのが大変な人は神戸プラザホテルにしたらいいんじゃない？さすがに遠いか？
元町駅は三宮駅の隣。大阪駅から30分くらいで到着する。元町って新快速が止まらないのね。まぁ新快速が止まる三宮から全然歩ける距離だもんな…。三宮センター街でほぼつながってるもんな…。
元町駅の東口から徒歩1分と聞いていたので東口側のホームに降り立ったが、駅の西口にしかエレベーターが無く、ホーム上を東から西へ移動し、駅を出てから西から東へ大移動して到着。駅のホームのどこにエレベーターがあるのか？を事前に調べて行くのって大事だね…。どうせ乗り降りの混雑を避けてゆっくり移動することになるから、エレベーターの目の前に降り立たねば！というわけでもないのだが。
2021年に全面リニューアルしたらしい神戸プラザホテルは色々ときれいで大変よかった。3階には宿泊者専用ラウンジがあり、コーヒーや紅茶が飲めるマシンや水・熱湯・炭酸水が出るウォーターサーバーが24時間利用可能だ。ここの熱湯を調乳に活用させてもらった。15～24時の時間帯には追加でビネガーウォーターやちょっとしたお菓子（ルマンドとか）、アイスキャンディーが用意されている。
今回は利用する時間がなかったが、コミックスの貸出コーナーもあった。思いの外しっかりシリーズを揃えたラインナップで、もし出張での宿泊だったらシリーズ一気読みをしてウハウハしていた可能性がある。「あ、これ最後まで読んだことなかったんだよね」「久しぶりに全巻読みたくなったわ」みたいな絶妙なチョイス。
チェックインを済ませて部屋に入ると、事前に依頼していたベビーベッドがえげつない存在感で置かれていた。我が家ではベビーベッドを使っていないのでこれが初ベビーベッドだ。は～～なるほど、結構でかいんだなあ！！でかいベビーベッドを置いてもまぁそれなりに動ける部屋に泊まって一人1万切ってるのはすごい。平日に動けるのってサイコーだぜ。
肝心の息子は初のベビーベッドでもいつも通りで、なんなら大はしゃぎだった。ちょっと狭いくらいだわ。寝返りしたらもう壁際やな。
全室シャワーヘッドにミラブルzeroを採用しており、庭の散水ホースを彷彿とさせる水の切り替えを楽しめる（例えが悪すぎる）。このモデルで選べるのは一点突破ビーム、強力シャワー、霧の三種類だ。霧は本当に霧。すごい霧。一点突破ビームは使う機会があるのか？？？壁や床の掃除には威力を発揮しそう。今サイトを確認したら口内洗浄できるよって書いてました。こわ。
さきほどのラウンジの熱湯と、事前に買っていた調乳用の水と、らくらくキューブでミルクを作って息子に飲ませる。液体ミルクを使うのも考えたのだけど、一泊二日でそれなりの回数あげることを考えるとらくらくキューブのサイズ感が便利だな。また、最近はぬるいとあんまり好んで飲まないっぽい感じもしてきている。液体ミルクってどう温めるんですか？
ところで今調べて知ったんですけど、いろはすって湯冷ましに使えるんですね。へえー。今後はいろはすを活用しよう。
い・ろ・は・すは、そのまま赤ちゃんが飲んでも大丈夫？｜日本コカ･コーラ お客様相談室
![明治ほほえみ らくらくキューブ 540g (27g×20袋)[0ヵ月~1歳頃 固形タイプの粉ミルク]](https://m.media-amazon.com/images/I/51yG6dhypVL._SL500_.jpg "明治ほほえみ らくらくキューブ 540g (27g×20袋)[0ヵ月~1歳頃 固形タイプの粉ミルク]")
一息ついたら馴染みの飲み屋、へべれ家へ。阪神電車で約10分の新在家駅徒歩すぐ。本当に料理が美味しいよ。そして安い。神戸に来たらぜひ寄ってね。
チェックアウト～神戸須磨シーワールドへ
二日目。息子はいつもと違う環境にも関わらずいつも通り寝て、いつも通り2時くらいにミルクを飲んで、いつも通り6時～7時の間に目を覚ました。朝のミルクを飲ませ、部屋にあるテレビに表示されるインフォメーションで朝食会場の混み具合を確認した上で地下の朝食会場へ。朝食バイキングだ！
よくあるビジネスホテルのこぢんまりしたバイキング形式の朝ご飯を味わった。さらっと書いたが、思いの外こぢんまりしているので種類が物足りない方もいるかもしれないが、パン派もごはん派もどちらもどうぞのメニューにはなっている。ホテルの近くにはコンビニやチェーンの定食屋もあるので、素泊まりにして朝食を外で食べる選択肢もあり。
会場ではスタッフの方がベビーカーのために椅子をのけてくれたり、赤ちゃん用のお皿などはいりますか？とケアしてくれたのが嬉しかった。ありがとうございます。
チェックアウトを済ませて、いざ神戸須磨シーワールドへ！JR元町駅から約10分の距離だ。
須磨海浜公園駅から徒歩約5分。住宅街をずんずんと歩いていく。あまりにも普通に住宅街だ。あっ、遠くにタワマンっぽいのが見えるぞ。南向きでオーシャンビューっぽいのはいいけど海風大丈夫なのかな。海風での劣化に強い作りにしてるのかな。修繕のとき大変そうだな…などと考えながら歩いていると広めの道路にブチあたり、その向こうにでっかい建物が見える。イルカショーを行うスタジアム、オルカショーを行うスタジアムがドーン！！でっかい！！写真を撮ってない！
訪れた週はたまたま「敬老感謝の日ウィーク」として神戸在住の65歳以上の方が1,000円で入場できるキャンペーンを行っており、公式サイトでも「混むかもしれないから事前にチケット買うのオススメやで」とアナウンスが出ていたため、公式サイトで事前にチケットを購入しておいた。そもそも10時開場だけど当日券は11時からの販売らしい。それより前に入りたければネットで買っておかねばならない。
到着すると、確かに…まぁ65歳以上の方もちらほら見えたけど、それ以上に遠足で訪れた小学生や修学旅行の中高生団体の存在感がすごかった。平日には遠足があるんだなあ！いいなあ！遠足で水族館！
事前購入したチケットでサクッと入り、ロッカーに荷物を預ける。ロッカーは交通系ICカードで会計＆鍵代わりにすることができる便利なタイプだった。
入ってすぐの広場に大きなシャチのモニュメントがある。その前で「記念写真を撮影するよ。1枚無料でプレゼント、気に入ったら台紙付き2L写真を買ってね」という、テーマパークで良く見る写真撮影サービスを行っていた。
1枚無料でプレゼントされるのは『須磨シーワールド1周年記念の号外新聞風フォトフレーム』に撮影した写真が差し込まれたモノクロのL版写真。これだけでも十分記念になるのだけど…家族全員が揃った旅行先のイイ写真…2Lで特別台紙…いい記念…とテンションがあがり、次の瞬間には買っていた。QRコード経由でデジタルデータをダウンロードできるのも親切。ありがてえ～。
今までテーマパークに訪れてもこういったサービスをほとんど利用していなかったのだけど、子どもとの旅行となると迷わず買うようになるんだなあ！すごいなあ！立場や環境が変わると行動が変わるってこれだなあ。そもそも「家族全員で写真を撮る」ってのが結構難しいよね。こういうサービスはありがたいな。
余談だが、息子が産まれてからスタジオとかでプロに写真を撮ってもらったりしていなかったので、これが初めての「プロが撮影した写真」となった。楽しい思い出が記録に残せてて嬉しい。私のメガネは日差しを受けてサングラスみたいになっててそれもおもしろかった。調光レンズで初めて集合写真を撮った記念にもなった。
中央広場にはキッチンカーも複数台出ているので、ちょっと軽食を…というのもやりやすそう。カメラマンに撮影してもらう人たちの可愛い様子や、違う場所で各々で集合写真を撮る人たちの様子を見ながらほっこり休憩することができる。
ショーの時間とご飯の時間と
須磨シーワールドの目玉といえば、イルカショーとオルカショーだ。それぞれどでかいスタジアムがあり、約20分のショーを見ることができる。と聞いている。この日の午前の分は11時からイルカショー、11時半からオルカショーが行われるようだった。約20分のショーなので、イルカを見る→移動→オルカショーを見る→昼ご飯…となる人が多そうだ。
ちょうど10時半頃に現地に到着していたので、「ここは先にご飯を食べよう」と考えた。イルカショーも見たいけど…どちらかと言えばレアなオルカショーを優先したい。11時に営業を開始するフードコートに狙いを定め、近くの売店でお土産を物色することにした。
フードコートと売店はイルカショーが行われるスタジアムの1階部分にあり、多くのお客さんがショーの席を取りにぞろぞろ上階へ進んでいく。それを横目に売店へ向かうと、建物の奥に大きな水槽が見えた。
ショーが始まる前の時間、水槽でゆうゆうと泳ぐイルカをばっちり見れるスポットがあった。みんなショーに行ってるからほとんど人がいない！！
ここはこの時間帯の穴場かもしれない。どでかいショーが大目玉の水族館なので、ショーをやっている時間帯は他のエリアを快適に見て回ることができそうだ。実際に各ショーが終わった時間帯になると、このイルカ水槽もフードコートも水族館がある建物も結構な混雑っぷりだった。
11時にオープンしたフードコートで食事をとる。ちらほらと他のお客さんもいたけれど、非常に快適なフードコートでの食事時間を過ごせた。息子が珍しくビエビエ泣き始めたことを除いて…。先に食事を終えたお嫁さんがオムツを換えに行ってくれたので、一人モソモソとしらす丼を食べる。うまい。トレー以外のお皿やお箸やらが全部可燃の素材でできており、「返却」ではなく「全部捨てる」になっているのは導線的にもいいな…など考えていると、お嫁さんから「息子が眠みを高めている」との連絡が。オムツだけじゃなくて眠たかったのね。息子はオルカショー見れないかな～～。赤ちゃんとの行動において、テーマパーク側のタイムテーブルに合わせるのってむずいな～～！！と痛感する。
しばらくしてぷいぷい寝た息子を抱っこしたお嫁さんが帰ってきた。オルカショーが少し始まった時間だったけれど、その分イルカ→オルカへの大移動が落ち着いていたのでのびのびオルカスタジアムへ移動する。スタジアムのエレベーターが業務用か？？？？っていうくらい広々としたエレベーターだった。それも何台か運用されていたので、車椅子でもベビーカーでも悠々と乗り込むことができる。
容赦ない水しぶき！大迫力のオルカパフォーマンス
客席に足を踏み入れると、想像以上に大きなスタジアムの全貌が明らかになる。でっか！そしてほぼ満席になるくらいのお客さんにも驚いた。こんな人達がいつの間にいたの！？あとから調べると収容人数2,500人程度らしい。まじかよ。イルカショーも相当入っていたんだろうな…入場後即ショーの席取りを最優先に動いてる人が大人数いるってことだなー…。この人数がショー終了後にフードコートや水族館に解き放たれたらそりゃあ混雑するわ。
写真では伝わりきらないし映りきっていないけど、めっちゃ広かった。広かったしぎゅうぎゅうに人がいた。我々は一番後ろの立ち見で鑑賞し、息子は寝ていた。ショーのスタートには間に合わなかったけど、諦めずに見に来てよかった。ド迫力で超かわいくて、見応えたっぷりだった。景色もよくて気持ちがいい。晴れていたら海がもっと映えていたんだろうな。
オルカショーは容赦なく水を客席にかけていくタイプのショーで、ざっぶざぶとシャチがヒレで客席に水をかけていた。ジャンプの着水でザバーン！とするやつももちろんあったけど、「あ、水かけますね～」とヒレでザブザブダイレクトアタックしていたのはめちゃくちゃ笑った。後でずぶ濡れになって楽しそうにしている修学旅行生を見かけたけど、あなたたち制服濡れるの大変すぎるでしょ…。学生ってすげー…。ちなみにずぶ濡れ対策ポンチョを販売しているのも見かけた。そもそも濡れたくなければ後方に座りましょう。でっかいから後方でもよく見えるよ。
容赦のないシャチ pic.twitter.com/N8VD1UyNHx
— でご (@dego98) 2025年9月18日
ちなみに先程のイルカ水槽のようにゆっくりシャチを見るところはないのかな？と調べると、オルカスタジアム1階のレストランで見ることができるようだった。シャチは有料エリアなのか…。でもこのレストランめっちゃよさそう。地産地消メニューで兵庫県の美味しい食材を堪能できる。時間に余裕をもってこういうところで食べるのもいいんだろうな～。
ミルク休憩
ショーを見終えたあたりで息子のお腹が空く時間になったため授乳室へ。部屋の中にはおむつ替え台とゴミ箱、調乳用のウォーターサーバー、シンク、授乳用の個室スペースが設けられていた。個室スペースはベビーカーといっしょに入ると結構ぎゅうぎゅうな感じだった。（ミルクだから個室じゃなくてもいいんだけど、とはいえ他にゆっくり座ってあげられるところはなかった…）
水族館の水槽ってこんなクリアに見えるんだ
ミルクをあげて、いざ3つ目の建物『アクアライブ』へ。ショーの合間の時間帯なので結構な人の波があったけれど、通路が広めに作られているのでぽてぽて歩いて鑑賞していく。
まだオープン1年だからなのか、そもそも設備がいいのか、光の入り方の工夫なのか…今まで見た水族館の中で一番水槽がクリアに見えた気がする。
展示によっては自然を再現するために少し濁っているような場面もあったが、それであっても色々な生物がくっきりハッキリ鮮やかに見えた。
広々ゆっくり写真が撮れた「トロピカルライフ」と名付けられた南国モチーフのエリア。砂浜に近い部分と浅瀬の部分とを上からも横からも鑑賞できる印象深いエリアだった。
その後に待ち構えている外洋水槽も、光を上手に使って水槽内の空間を彩っていた。上空から差し込む光がよい。水の中から水面を見上げているような感覚になる。
人が多かったので全体的にあまり写真は撮れていないが、終盤の「ロッキーライフ」というエリアでは、カメ・アザラシ・ペンギンを、これも水槽の横からも上からも見ることができるようになっていておもしろかった。
特にペンギンは陸上に設けられた巣で過ごしている様子も鑑賞することもできる。以下のリンクの下の方にその様子が掲載されているのでぜひ見てほしい。おもしろい展示の仕方だなあ。
息子はといえば、いろんな雰囲気の水槽を興味深げに…なのか、ぽーっとしてるだけなのか、きょろきょろと眺めているように見えた。かわいい。
その後はショップでお土産を調達する。水族館はどこの水族館でも見かける水族館汎用土産がよく売られているイメージだけど、須磨シーワールドはシーワールドオリジナルのお土産が結構豊富な印象だった。
いろいろと迷った結果、かわいいマグネットを買うことにした。行ったところのマグネットを集めていくのって結構楽しいのかも。キッチンの壁にマグネットを取り付けることができるので、ペタペタ増やしていきたい。壁は先週の週報でも紹介した気がするな。
今回増えたのが右上のシーワールドマグネット。結構クオリティが高い上にかわいいぞ。あとオオサンショウウオ。神戸須磨シーワールドの象徴であるシャチやイルカが出るランダム商品の中から見事にオオサンショウウオを引いた。オオサンショウウオはアクアライブの一番最初の水槽で出会うことができるぞ。妙にリアルなので、塩とか砂糖を貼り付けてるエリアにそっと忍ばせたらお嫁さんをびっくりさせてしまった。今は離乳食メニューをそっと狙っている姿になっている。
