DegoReco

でごのつづるレコメンド。レコード。おすすめと、記録。

初めての胃カメラ受診記録

先日受診した健康診断の結果が届いた。ふむふむ、BMIは相変わらず要経過観察(16.1)で…バリウム検査の結果要精密検査が必要だと…。……ん…?…………要精密検査???

言われてみれば…バリウム検査の時に技師さんがいつもより多めに(私を)回していた気がするんだよな…(たぶん気のせい)。私の十二指腸に写る謎の影の正体を探るべく、人生で初めて胃カメラ—上部消化管内視鏡検査—を受けることになった。金曜に電話して火曜に予約を取る。こういうのは早いに越したことない。

前日21時からは絶食。そもそも現在は息子と共に22時には就寝しているので21時以降何かを食べることもなく、ライフスタイル的に何も問題がなかった。手羽崎さんのブログでイメージを固めてから就寝する。

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大変なのは朝だ。喉を潤す程度の水やお茶は許可されていたが、この猛暑の中を朝食を抜いた状態で出歩くのは推奨されない行為である。そもそもこういった検査や健康診断のとき以外は朝食を抜くことはないので、検査の日が一番不健康だとも言える。

息子のお世話をお嫁さんに託し、日傘をさし、クールリングを首にかけ、検査後の水分補給用の水筒を持ち、朝8時台にも関わらず30度を超えている街を歩いて胃腸内科へ向かう。8時台ならまぁ…まだマシではあるが…大変に暑かった…。

たどり着いたビルのエレベーターに乗り込み、階数ボタンを押してスマホを眺める。ぼんやりしている間に背後から「こちらにお越しくださーい」と声が聞こえて、振り返るとそこには胃腸内科の受付があった。あっ!入口と出口が逆になるタイプのエレベーターだ!恥ずかしい!これは間違いなく暑さのせいである。「いやぁ暑くてぼんやりしちゃいましたヘヘヘ…」などと言いながら受付へ。健康診断結果に同封されていた紹介状を受付に渡し、問診票などに記入する。

待っている間にスタッフの方が血圧・体温・血中酸素濃度を測りに来られた。右手も左手もアレコレされて、入院中の朝を思い出したし、「入院してる時みたいっすね」と口に出ていた。思ったことがすぐ口に出る。

一度控室のようなところに案内され、荷物をロッカーの中に預ける。検査後はこの部屋のカーテンで仕切られたスペースにある椅子に座って小一時間休憩をすると説明を受け、早速検査室へ通される。予約していたこともありスムーズに進行していく。

ベッドに寝かされ、まずは喉の麻酔をするらしい。ゼリー状のなにかを二分程度喉の奥に留めるよう指示を受ける。これは手羽崎さんのブログでも予習してたぞ!ん?あれっ、喉に直接なんだ。これ口からの胃カメラってことですかね。選択肢はないのかな?まぁええか、何事も経験だ。疑問は特に口にせず受け入れる。

絶妙に苦いゼリーを口に入れられ、二分間待機。じんわ~り苦く、じんわ~り喉の奥がぽやーっとしてくる。指示を受けてゼリーを飲み込んだ。苦いので「苦い…」と口に出た。思ったことをすぐ口にする。

次は鎮静剤の注射だ。右と左どっちがいいかを聞かれるが、「うちやすい方で大丈夫っす」と答える。結果、右腕で血圧をとり、左腕に鎮静剤をうつことに。横向きに寝かされ、頬の下に吸水シートをしかれる。唾液を飲み込むと痛いので、唾液は遠慮なく出してくださいねとのこと。このシートの形状、おむつ替えのときに普段使ってるのに似てるなぁ…表は吸水、裏は防水のやつね…。

 

鎮静剤をうたれ、口からカメラを入れられた後のことはほとんど覚えてないっスね…。(この記録記事はなにを書こうとしたの???)

 

完全に意識が消えてたわけでもなく、なんかウェーっとした感じになったような、体の中に異物感を覚えたような、そんな気がするけど、はっきりとした記憶はないですね…。

 

圧倒的ふらふら感のまま休憩室へいざなわれ、椅子に腰掛け、すんやりと寝ました。小一時間くらいしてスタッフの方が見に来られたあたりではまだ眠気が勝っており「もう少し休みますね…」としばらく休ませてもらう。一時間程度休憩するって聞いていたので本でも読もうかな…と思って持ってきた本も、ロッカーの中でスヤスヤ眠っていた。

 

眠気がほどほどに飛んだのでスタッフさんに声をかけ、先生から結果の説明を受ける。結論から言えばなーーーんの問題もなかった。バリウム検査時の空気の膨らみ方とか、なんか見え方による影だったようで。とってもきれいでした、とのこと。

次回からはぜひ健康診断でも胃カメラにしようね(バリウムでなにか見つかって胃カメラになると二度手間だもんね)とアドバイスをうける。以前健康診断をうけたところは胃カメラの予約が混み合っており、胃カメラに変更するなら半年後とか言われたので、次回は半年前くらいに予約を入れよう…そう心に誓った。今度は鼻からに挑戦してみようかな。

 

淡々と書いているけれど、「体の中になにか影がありますよ!」と言われて精密検査するのは不安でいっぱいだったので本当に安心した。特に、こんな育児が始まったばかりのタイミングで自分の体になにか起きてしまうなんて…と気が気でなかった日々から解放された。

絶食明けのご飯はさらっと食べれるものを…と思い、近くのうどん屋さんで遅めの朝食をとり、ふらふら炎天下を帰るのも怖いのでタクシーで家路についた。

その後もなんだかずーっと眠気が強く残り、細切れに昼寝を続けていたら晩御飯の時間になり、ほぼワンオペになったお嫁さんには申し訳なかった。おかげさまで夜にはだいぶ回復したし、晩御飯も問題なく完食できた。

とはいえ一日の食事量が圧倒的に少なかったため、うっかり体重も減ってしまったかと心配したが、圧倒的に消費エネルギーも少なかったので体重に大きな変動がなかったのでホッとした。最近じわじわと体重が増えてきており、年内の目標達成も現実味を帯びてきている気がするのだ…!ふふふ…。乞うご期待…!

 

 

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