初めて手術を受けました。いやあ、あの、先生から「胸腔鏡、つって3箇所くらいかな?切ってそこからカメラ入れたり機械を入れて、ちょちょっと切る手術ですよ」なんて言われてたもんだから、甘く見てたんですよね。
全身麻酔ってのも、その時意識を失ってるだけだなー、なんて思ってたら結構オオゴトなんですよね。そりゃそうかー。
っていう記録を書き残しておきますね。
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手術前日
入院します
入院しました。前日から入院です。いろいろ説明がありますからね。
前日の血液検査、レントゲン、麻酔科の診察がありました。
麻酔科の診察
今までの病歴だのの問診と、全身麻酔についての説明を受けました。
説明ビデオもあったのですが「ここからあなたの意識がなくなります」とか、「ここから先は寝てるうちに終わってます」とかの説明が仰々しくて笑ってしまいました。安心させるためだけど、それはそれで怖い。
・寝てる間、直接酸素の管を喉に通していて、起きて呼吸確認できたら管を抜くから、ビビらないでね。
・管のせいで終わった後喉の違和感がでるかもしれないよ。
・痰がつまって肺炎になっちゃったりするから、痰はしっかり出してね。
・胸腔鏡手術、確かに傷はちっちゃいけど術後痛いもんは痛いから痛み止めは遠慮なく要求してね。
お、割と怖いぞ。
手術当日
点滴挿入
全身麻酔の薬を入れるためであったり、術中に水分を摂るための点滴を手の甲に挿れます。割と痛いってことで、ちょっと前から表面麻酔のテープを貼っていました。
点滴が入ると、途端に入院感が増します。
あと、寝っぱなしになって下半身の血流が滞って血栓ができてはいけないから、と着圧ソックスを履きました。
徒歩で手術室へ
ベッドで手術室に転がされるイメージがありましたが、そんな症状の患者ではないので、徒歩で手術室まで歩きました。ウケる。
物々しい手術室までの道を、担当の方と一緒に歩きます。
衝撃吸収手術台!
手術台、自分の身幅ほどのベッドに、緩衝材チックなスポンジが敷かれていました。イメージとしてはこの商品のような…。
あとなんか暖かかったです。すごく不思議な感覚。
そして全身麻酔
手術台に寝転んで、いろんなセンサーを取り付けられて、一旦酸素マスク的なものをはめられて…。
「はい、今から全身麻酔の薬を入れていきますねー」って言われました。
イメージとしては、こう、絵のように徐々に視界が狭まってー…って感じかな!?感じかな!?と思ってました。
そう思ってドキドキしながら深呼吸してたんですが
案外こないなー、まだかなー、そろそろ?そろそろフェードアウト??
とか思ってたら名前を呼ばれて起こされる場面になりました。
フェードアウトかと思ったらシャットダウンだったわ。
全身麻酔、フェードアウトなのかなー?ぼんやりなるのかなー?と思いながら待ってたんですが、あれ完全シャットダウンでした。「そろそろかなー」から記憶がなくなった
— でご (@dego98) August 28, 2019
名前を呼ばれて目が覚めて、「息をすってーはいてー」という指示にただ従って、管が抜かれる感じがあって、この辺記憶曖昧ですね。運ばれてたのかしら。
いつの間にやら部屋について、家族もいて、お医者さんは何か説明していて、私も返事をしているつもりなんだけど、お嫁さん曰く「ろれつもあやしくて、焦点もあってなかった」そうです。
術後の様子
思ったより痛々しい装備になってました。
こんにちは。私術後で点滴や管やらいろいろ繋がれてるマン。切ったところと管が入ってる脇腹が不自由よ。
— でご (@dego98) August 28, 2019
E:点滴(あ、これ左手に描いたけど実際は右手ですね)…痛み止めとか水分を挿れてる
E:ドレーン…胸水やら中の血を抜いたりしているっぽい
E:尿出すやつ…全然感覚ないけど尿取られてますね
E:血流よくするポンプ的なやつ…一定間隔でシュポシュポ言ってました
E:鼻に酸素のチューブ(描き忘れ)
わー。痛々しい姿。
実際「管が入っている」のが結構異物感強くて、これに慣れるまでがきつかった。痛いのは痛み止めでいいけど、脇腹になんか入ってるなー、というのが結構つらい。
術後の体内の血なりを排出する?管であるところのドレーンが体から出てるんですが、端的に言うと痛いです
— でご (@dego98) August 28, 2019
夕方に手術が終わってから、もう夜を過ごすだけの時間が結構苦痛でした。
身動きとれないし、痛いし、痰を出すと体に響くし、痰をティッシュに包んでベッドサイドのゴミ袋に入れる…という体のひねりがキツいし、足はシュポシュポしてるし(笑)。寝ても数時間おきに目覚めて、本当に長い夜でした。
点滴もドレーンも不自由なんてすが、この指先からレーザー出ないようにするマシーンが結構邪魔だなぁと思いながら過ごしています。 pic.twitter.com/1lycfwmq7j
— でご (@dego98) August 29, 2019
あ、こういうのも指に装備してましたね。血中の酸素濃度を図る機械ですかね。この子も結構不便でした。
看護師さんたちさーほんと夜も都度都度来て面倒見てくれてさーありがてえー。すげえ仕事だよー…。夜勤の方とか真夜中にも寝てる間とかちょいちょいみてくれてるんでしょ…ほんと…
— でご (@dego98) August 30, 2019
定期的に看護師さんが来てくれるし、真夜中に痛みで目が覚めて呼んでも来てくれる。看護師さんありがてえありがてえ、と思う入院生活でした。
個人的な感想と記録でしたけど、初手術はこんな感じでした。
ある程度動けるようになってからはツイッターでちょくちょくつぶやいていましたが、フォロワーのみなさんからも励ましも頂き、楽しく(?)過ごせました。
※改めて言うことでもないですが、今回の手術は私の症状によるものだし、設備とかも病院によりけりと思いますので…。