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マイナンバーカード、マイキー、ろくでなしBLUES

住民票が必要となり、マイナンバーカードを使ってコンビニで発行するタスクをこなしてきた。便利だなぁと思う一方で、マイナンバーカードの活用ってもう少しスマートなものを想定していたのになぁとも思う。

マイナンバーカードで書類を出力している間は、可愛らしいムービーが流れる。マイナちゃんががんばって書類を発行してくれていて、なんか犬…が事務処理を手伝っている。これが噂に聞く政府の犬…?罵る言葉として使われるよくない言葉だと思っていたけど、なんだ、政府の犬って、この子の話だったのね…?

調べると、この子はマイキーくんというらしい。

総務省では、マイナンバーカードに搭載されるICチップの空き領域と公的個人認証(いわゆる「マイキー」)を象徴するキャラクターとして、広報用ロゴマーク「マイキーくん」を作成いたしました。国民の皆さまにマイナンバーカードや「マイキー部分」に親しみを感じていただけるよう、「マイキー」部分のうち公的個人認証制度の根幹をなす"鍵"を確実・誠実に守る忠犬の姿をイメージして、当省職員がデザインしたものです

総務省|マイナンバー制度とマイナンバーカード|公的個人認証サービスによる電子証明書

"「マイキー部分」に親しみを"と言うのはなかなか無理がありそうだなと思った。マイナちゃんはいろいろとバリエーションがあるようだけど、マイキーくんは専用のページが存在しない?のか、見つけられなかった。動くマイキーくんを見られるのはコンビニの複合機だけなのかもしれない。レアだ。

「マイキーくん」で調べても、東京リベンジャーズのマイキーくんしか出てこない。そういえば、この作品はめちゃくちゃ人気のようですね。マガジンを購読していた頃に存在は認知していたけど、ここまで人気だったんだ!?と驚いた覚えがあります。私自身にはあまり刺さってなかったというだけの話ですが。

何年かの周期でこういったヤンキー作品はちょくちょく話題にあがっている気がしますが、基本的に私としては苦手だなぁと思って見ています。

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激アツな戦闘とか、仲間との絆とか、男気あふれる云々…みたいなことがあるのかもしれませんが、ノーヘルでブイブイ街中で騒音を起こしたり、お店の人やお客さん、同級生など一般の人に迷惑をかけたりしている描写があろうものなら、「かっこいいこと言っても結局一般人の平穏を乱すのよね…」なんて、一般人目線になってしまう。いや、わかりません。この作品の主人公たちはめちゃくちゃ一般人に優しいのかもしれません。そもそもフィクションに何真面目になっちゃってんの、というのもごもっともです。ごもっともなんだけど。

最近はそういった、めっちゃ理不尽な暴力とか、弱いものへの悪行とかがあると謎にダメージを受けるようになってる。漫画のweb広告でよくある「このあとスカッとする」前フリとしての「めっちゃ嫌なヤツのネチネチした展開」とか耐え難い。

フィクションだからこそ、自分にはまねできないかっこよさみたいなのはあると思います。しかし、他の人に迷惑をかける道の外し方はどうなのよ、みたいなところはある。そこに憧れるのはどうなのよ。いやフィクションに対して何を真面目に語ってるんですかね。すいません、作品を否定しているわけではなく、not for me部分があるよ、という話です。人気が出ている理由もわかります。タイムリープのしかけや、個性豊かなキャラクター、タケミチの健気な姿勢と、その人柄や行動のために仲間が増えていくところとか。あの時のあいつが参戦するアツさみたいなのとか。わかります。

でもなんか不良に憧れるみたいなムーブメントは全然わかんない。やめてくれ。と思う。一般人なので。自分が車運転しててこのバイク軍団が来たら本当にやめてくれと思うだろうな。

そんな私はろくでなしBLUES前田太尊は好きです。大尊はいいぞ。関係ない人を巻き込まない姿勢、弱きを助ける…というか、そのあたりの線引がしっかりできてる。私はろくでなしBLUESを応援しています。