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今なおテレビで「インスタ映え」をキラキラしたテロップと共に紹介してるのを見るとヒエッとしてしまう

バラエティ番組やらなにやらで、「味はもちろん、インスタ映えを目的とした若者が~」とか「いわゆる"映え"ってことですねぇ。(はは~ん!)」みたいなのを見るとヒエッとなってちょっと目をそらしたくなった。

実家に帰って、久しぶりにのんびりとテレビを見ている中で、なんでこう思うんだろうなぁと考えてみた。こういう話はもう三周くらいされてるんだろうな。「今思って、書きたいな」と思ったから書く。ここは私のブログ…。

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実際にそれが人気で、たしかに映えてる事実はあるのかもしれないけれど、「今これがネットで話題なんやろ?」みたいなのを一周遅れくらいでテレビで紹介して、かつしめたとばかりに使い続ける姿を見るとしらけてしまうなぁー。というのは、ここ最近の話ではない。

インスタ映えなんて何年前からあるだろう?もう馴染みに馴染みすぎて、それらを当たり前になった言葉として自然に使うケースもあるだろう。そんな使い方ならまだしも、「これが!インスタ映え!!」みたいなテンションだったり、なテロップで喜び勇んで紹介してみたりしている。

"「全集中!」はもう古い"、みたいなツイートが話題になったのを過去に見た気がするが(それこそ随分前だけど…)、そういうのにも似ている気がする。ただ流行り廃りのテンポについていけて無い…というだけが理由ではないと思う。

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うーん。…これは、子どもの頃、子どもの間で流行った遊びやゲームなどが、ネットにハマり始めてから、界隈で話題になった出来事や動画が、テレビで大人たちに紹介された時のむずがゆさに似ているのかもしれないな、と思った。

私達の触れているコンテンツが、あくまで"テレビで扱うためのコンテンツ"みたいに使われていることへの…なんだろう、違和感…?小っ恥ずかしさ…?

alu.jp

かつてはテレビで紹介され→我々が知って流行りとなる…みたいなことも多くあったろうが、今や流行りの情報源なんて無数にある。当然テレビを介さないところで爆発的に人気を博すものなんてしょっちゅうである。

というか情報が行き交う媒体が多種多様すぎて、「流行」の生息域が違いすぎる。流行ってると言われてもこっちの界隈では全然知らんのよ、みたいな。そんな中でテレビが「今ネットで話題に!」みたいに紹介するころにはそれは過去のものだったりもするし、話題になってるか??とキョトンもする。……なんていうのはここ最近に限った話ではないので、改めて書くのも恥ずかしい。

当然、テレビはテレビでそれもわかっていて、過度な表現をしているのだろうとも思う。演出の手法として、ここぞという部分を強調して。こういうのに「うへえ~」と思うような私はすでに番組のターゲットではないのだろうとも思う。だからそんなにとやかくいうわけでもない。「テレビで取り上げられて初めて知る」人が多くいるのも事実だろう。

こう考えていると、自分の好きな話題や身近な話題がテレビに取り上げられて誇り高いと思うこともあるなぁ…とも思う。どないやねん。どういう差があるんだろうなと考えたとき、それは単純に「おもしろおかしく」消費されているときと、「その事自体をきちんと取り上げられている」ときの違いなのかなと、この数行を書きながら思いつきました。思いつきながら書いている。地上波バラエティで好きなアニメやゲームの声優さんが登場したとて、それらをリスペクトする共演者さんがいない場合は本当にアレな気持ちになるな。これ全然違う話になってきました??

読み返して思ったけど、流行り廃りとかだけではなく「こういうこと言っとけばいいんでしょ」みたいなのが透けて見えるのが一番引っかかるのかもしれないなという考えに行き着いた。流行ってんでしょ?こういうの???そういうの言っとけば場がワッとなるんでしょ??みたいな。

昔の職場の飲み会などをちょっと思い出したりもしました。テレビに限らずあるな、そういう現場に出くわすこと。というか、自分がついついそういうのを言っちゃう側になっちゃうかもしれないな。気をつけよう…。