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Notion試行錯誤記録。Outer Wilds誤訳情報まとめページ作成にあたって

Notionというサービスを使ってwebページを作ったのですが、勢いでわーっとやった割にそれっぽいことができたので記録に残しておきます。

作成までの経緯

Outer Wildsのswitch版発売の報に湧きつつ、ゲーム内に一部存在する誤訳が直るといいなぁと思いを馳せるOuter Wildsゾンビ達。筆者がふと気になり「そういえば誤訳がまとまったページってあるんだっけ?無いなら作ろうかな」とツイートしたら翌日には開設していたでござる。(※枠組みを作ったのみで、情報のほとんどは有志のみなさんから頂戴しています)

本記事はページ作成における試行錯誤がメインなので、Outer Wildsに関しては以下をご参照ください。

note.com

ということで出来上がったページがこちら。
Outer Wilds 日本語版誤訳/誤植まとめ
ネタバレを含むので、Notion気になるけどゲームは未プレイだ!という方はトップページを薄目で見て「こういうことできんのねー」と構造だけ見てもらえれば…。

 

(参考)Outer Wildsの感想・紹介についてはこちら

dego98.hatenablog.com

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なぜNotion?

有志からの情報をまとめる場を作りたい!と考えた時、まずブログページを除外しました。ネタバレ回避のためにコンテンツ開閉式にするとか、リンクやポップアップにするとか…惑星別に項目を作るとか…。やりたいことが私では実現できなさそうでした。

次に@wikiのようなwiki作成サービスが思い浮かびます。が、wikiだと攻略情報とかもひっくるめて存在して、そのコンテンツの一つとして誤訳まとめがある…のが良いよね?と誰も聞いてないし言ってもないことを考えてナシにしました。

共同編集のことだけ考えると、スプレッドシートでまとめるのが一番てっとり早いものの、見せるページとしてどうかというのと、意図しないネタバレを食らわせてしまうのも理想に反するので悩みどころ。

※Outer Wildsには攻略に際して致命的な誤訳があり、「あー誤訳ね、ハイハイ」で済むケースもあれば「何が正しいんだ…」と困惑するケースもあり、そういうときの補足として使えたらいいなぁとも思っていました。

 結果、個人的に興味があり使っていた背景もあるのですが、「見せるページ」も作れるし、「データベース」を作ることもできるNotionを使ってページを作ることにしました。

ページ構成

最初はNotionでwebページを作り、エリアごとのページを作り、そこに誤訳・オリジナルテキスト・解説をベタ打ちしたものにしようかな?と思いました。が、なんだかんだいってデータベースをこしらえた方が「何かに利用したい!と思う人にとって助かる」「共同編集が絶対に楽」と判断し、データベースを作りつつ、それを見せるページを用意する手法を試すことにしました。

どういうことか解説しますね。まだまだNotion初心者なのでもっと上手いやり方があるとは思うのですが、とりあえず作ってみたのはこんな構成になってます。

Outer Wilds 日本語版誤訳/誤植まとめ

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メインページには注意書きや各ページへのリンク先を集約させます。

そして、大元となる誤訳データをデータベースで作成します。これだけをまとめて読みたい人のために、テーブル形式にてすべての項目を表示させています。
エリアごとのページでは、データベースを読み込みつつ、そのエリアで発見できる誤訳のみ表示するようにします。ここではリスト表示にしています。

※フィルターでそのエリアだけ絞り込むビューを作成していますが、ビューの並び替えをしないとデフォルトビューが表示されてしまうので、表示させたい物を一番上にしておきます。

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リスト表示にしているのは、未クリアの人には心当たりがあるものだけを見てほしかったから。見ていない文字を見てしまうのが一番のネタバレなので…。クリア済みの方はメインページにある一覧を見てくれの精神。

ページ更新について

とりあえず大元になるデータベースと、エリアごとのページと、エリアに対応する分だけデータベースを引っ張ってくる枠組みができました。
あとは大元になるデータベースだけ更新していけば、その更新が全てに反映される状態です。やったー!

テーブル形式のデータベースなので、空き枠にポチポチ文字を打ち込んでいくだけで大丈夫。このあたりを共同編集で進めています。

情報収集について

自分たちだけで誤訳情報を把握しきっているわけではないので、他のプレイヤーからも情報を求めます。Googleフォームで作成し、回答をスプレッドシートに自動反映させ集約しています。開いてる列に対応状況を書き込むようにすれば、重複なく共同編集ができますね。

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このあたり、仕事だったらTrelloとかPlannerなどのタスク管理ツールと連携させて、お問い合わせに対する対応ステータスを見える化するんだろうなーと考えてました。それこそNotionでもステータス図みたいなの作れたはずなので、そこでやってもいいんだろうな。

あとがき

Notion使ったことない人にはさっぱりの解説記事になってしまいました。Notionはwebページチックなものがサクッと作れるのと、データベースを作って好きに表示させることができるのが魅力!!と言われますが、ほんと実際触ってみないとよくわかんないんですよね。使ってみたところでわからんもんはわからんのだが。

単純に情報をまとめるページにしてもいいし、データベースをゴリゴリに使ってもいいし、いろいろできるのが魅力だけど、何に使えばいいかわからんちーん!ってなりがちだなぁとも思いました。今回はwebページ的に見せる感じのものと、データベースもそれっぽい活用ができた事例になった気がしています。

あとがき2

最初に誤訳を直して欲しい旨リプを送られた砂義さんのアクションがすべての始まり、プロデューサーのマシ・オカさんやMobius Digital Gamesさんにも希望が届き、誤訳修正が本格的に実現しそうです。今後がとても楽しみです!!

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