今週のはじめの一歩はぐっと胸に来るものがありました。
ここ最近では、パンチドランカー自覚から、再起戦の敗北。引退の示唆まで。
鷹村の豪快な勝利との対比で、重たい影を残した数週間の連載が続いていました。
今週はその帰り道。
2017年最後の「週刊少年マガジン4/5号」、本日発売です!
— 『はじめの一歩』担当 (@hajimenoippo100) 2017年12月27日
再起戦の敗北を噛み締めながら、一歩は帰路につく。
そこで会長と一歩の間で交わされる会話は…。
今年も『はじめの一歩』を応援してくださり、ありがとうございました。
皆様、良いお年を。 pic.twitter.com/1qdA5KWqur
珍しく、会長が一歩を家まで送り届けます。
「ボクシング以外では話をしたことがなかったな」と漏らし、今までの試合を振り返らせたり、印象に残っているボクサーについて聞いたり。
…一歩と共に歩んできた道をゆっくり振り返るように、噛みしめるように質問をします。
一歩の答えに笑ったり、噛みしめたり。こんな表情を見せるんだなぁと感慨深くなりました。これは、この作品が・・一歩と会長の歩みがこれだけ長く続いているからこそ効いてくる演出だなぁ。
そして帰宅後。
一歩は「終わった」んだなぁということを噛みしめつつ
布団に倒れこんだ後…握り拳で床を叩きます。
そのあと、母のところへ行って「ただいま」の一言。ボクシングの世界から、家に帰ってきた決意を匂わせる発言でした。
単純に、引退への道をしみじみと歩いていく演出にも見えましたが
一歩の気持ちはどうなんでしょう。ふるった拳に込められた思いは、悔しさなのか?悲しさなのか?怒りなのか?
吹っ切れるための最後の一撃なのか?
一歩の進退について、会長をひっくるめてしみじみと考える、大きな回でした。
合併号の為、次は再来週。ああー。。