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求職側も採用側も経験した私が自身の転職活動について思い返してみる

突然ですが、新卒で入った会社で丸4年ちょっと務め、転職をして1年半が経過しております。

せっかくの経験だったので記録でも残しておこうと思いながら思いながら、なかなかできていなかったので、転職活動について思い返しながら書いてみようと思います。

最近はenさんもリクルートさんも、広告をたくさん掲出しているので、思い立った次第でもある。

 

今回の記事では転職活動でのサービス使用感を、機会があれば、当事使ったサービスの比較もしようかなと。少し前の情報になるので、必要かどうか考えどころではあるのですが。

 

  1. フリーの応募型とエージェント型の違い
  2. 担当者にはひたすら会った
  3. 応募先を探すとき、応募先もまたこちらを探しているのだ

 

1.フリーの応募型とエージェント型の違い

転職活動の広告でよく見るのは、「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」といった大手サイトでしょうか。

新卒での就職活動の時にリクナビマイナビを使った人には馴染みのあるUIだと思います。いろんな企業が情報を掲載していて、応募したい所に自分からエントリーをして、企業側からの返事を待つパターン。

とりあえず有名だし、リクナビNEXTに登録してみるかー、となった際に「リクルートエージェントサービスも一緒にどうすか?」と案内があるかと思います。これがエージェント型の転職サービス。こちらは、自分の情報を担当者に与えて、担当者が自分とのマッチング企業を提案してくれるサービス。

自分である程度条件を探せて応募できるのが前者

担当者の推薦で、「こんなんどうすか?」と教えてもらえるのが後者

企業側からの視点で見ると・・・

ある程度の応募条件を設定したうえで、とりあえずオープンにしておいて、いろんな応募者を見て選ぶのが前者。新卒採用に似てる。掲載することに料金がかかる。

「こんな人が欲しい」を担当者に伝えて、最初のフィルタリングをしてもらった上で候補者を推薦してもらうのが後者。入社が決定した段階で紹介手数料がかかる。

 

一言でまとめると「場を提供する」のが前者で「活動を仲介する」のが後者でしょうか。

 

私が利用したのは後者でした。というのも、「オープンにしてたくさん人がきても捌ききれん」「中途を募集しているのをあからさまにしすぎたくない」「ピンポイントでこういう人材が欲しいのが明確」という企業側のニーズから、求人をオープンにしないで紹介型にしている企業を狙っていたから。狙っていたというか、非公開の求人のが良い案件があるんだろうなーと思っていたから。あと、自分の知らない良い企業を、担当者が教えてくれる良さがあるから。

担当者と相談して転職活動を続けることができるのは、自分にとってありがたかったですね。転職サービスによって抱えている案件は違うし、担当者自体の当たり外れもあるっちゃああるんですが・・

印象として、オープン型の企業は「割とみんなが知ってる企業(BtoC)」が多く、エージェント型はBtoBが多かったイメージです。知名度があって応募者が見込まれたり、とりあえず応募者を稼ぎたいときはオープン型なんじゃないかなーという見解を持っています。

2.担当者にはひたすら会った

と、いうことでリクナビのエージェントも、パソナも、DODAも登録して担当者に会って・・はやりました。電話面談も可能ですが、できるかぎり直接あって話すことが一番かなと思います。担当者さんも、直接あった感想を持っていると、企業に推薦するとき追加情報として添えてくれることがあります。

担当者は、応募先を探す時も、応募するときも、面接前も、面接後もフォローしてくれます。ちょくちょくコンタクトをとるといいと思います。

 

3.応募先を探すとき、応募先もまたこちらを探しているのだ

応募者⇔担当者「この人の希望にあう企業を提案するぞ!」

企業⇔担当者「この企業の希望に合う応募者を見つけるぞ!」

転職サービスの構図って、つまりまあこういうことなんですよね。

この視点は結構大事です。極端な言い方をすると、「転職サイトに無料で登録する」と同時に「転職仲介企業の、商品になる」んです。そういう意味で、今までの経験が「商品価値」のようなことになる。

「私めったな経験してない・・汎用品・・」という気持ちに陥ることもあるんですが、いやいや、企業によっては「ある程度社会人経験を積んでいる」だけでも求める要素だったりするので、こればっかりはやってみないとわからない。

そういう意味で、オープン型で闇雲に自分の選り好みで応募するだけじゃなくて、エージェントが「こんなんどうすか?(あなたを推薦することができますよ!)」と勧めてくれるところに目を通すのは、社会のニーズを知ることができてオススメです。

 

とにもかくにも

転職サービス、登録するだけでいろんな発見があるのでオススメです!「あ、こういう経験を求めている企業がある」んだなーって知れるだけで結構楽しいんですよ。これを経て、「じゃあ現職でもう少しこのあたりを磨こう!」って気持ちになったりもするし、資格への興味が出たりもする。

最初に務めた企業で最後まで務め上げる!というキャリアの価値もあるでしょうけど、転職市場もだいぶ賑わっている時代。

売り手市場で企業も新卒採用が難しくなっている今、「即戦力とまでは言えないけど就業経験がある人」を求める企業も多くなっています。

必ずしも今より良い待遇になる保証があるかどうかはわかりませんが、「今の会社で最後までいる」至上主義の概念は、取っ払ってもいいと思います。

少なくとも私は、待遇改善もできたことは差し引いても、転職してよかったなー!という状況におります。