ごきぶりポーカー回。
人付き合いが苦手な武笠美姫は、ボードゲームを通じて高屋敷綾、大野翠と親しくなることができた。ある日の放課後、3人でボードゲームをしようとしていたところに、翠の幼馴染みで、綾の隣の席の田上翔太が教室の入口に…。「忘れ物を取りに来た」と説明する翔太だが、綾に誘われ、ゲームに参加することに…。張り切ってゲームに参加した翔太だったが、なぜかそわそわと落ち着きがない…。それに気がついた美姫の胸に、ある想いが湧く。「もしかしたら、田上くんて…。」saikoro-club.com
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今回登場したゲーム
放課後に学校でボードゲームしたい人生だった。
学校に持ってこれるような小さめゲームを放課後に楽しむ回。
翠が持ってきていたゲームをまとめてみました。
PHOTO PARTY
スマホなどのセルフタイマーを使いつつ、「お題」に則って写ったプレイヤーが得点をするゲーム。
未プレイですが、パーティゲーム感がすごい。セルフタイマーで撮った後に画面をみてワイワイするの楽しそう。
全員で協力して、自分からは見えない手札から、色別かつ番号順でより多くのカードを重ねられるように、お互いにヒントを出し合って推理していくゲームです。
やったことあります。自分の手札は見れず、他プレイヤーからもらうヒントをもとにみんなで協力しあって良い花火大会を目指すちょっと変わったカードゲーム。ヒントの出し方にもルールがあるので、案外すんなりいかないことがしばしば。
お邪魔者(パッケージが作中で出たのと違う…)
『お邪魔者』は、カードをつなげて穴を掘り進みながら、秘密裏に与えられた役割が「金鉱掘り」側なら金塊に達することを、「お邪魔者」側ならそれを阻止することを目指して、ご褒美の金塊の数を競うゲーム。
未プレイ。道をつなげていく過程で「あっ!お前!」ってなるんだろうな…。楽しそう。
毎回1枚ずつ現れる-5点~+10点の獲物カードを狙って、全員が手札から選んだ数値カード1枚で大きい者勝ちのジャンケンを行ない、より高得点を目指すゲームです。
+10点のカードはみんながほしいけど、みんなが一番大きい数字の手札を出したら誰も取れない…。みんなの相打ちを予想して一人小さい数字で抜け駆けするか、みんながそう思って小さい数字を出す中、堂々と大きな数字でかっさらっていくか…みたいな駆け引き。以前紹介したことがあります。ルール明快で初心者にもおすすめ。
家でゲーム会するときの定番をご紹介【ボードゲーム編】 - DegoReco
オニリム
悪夢の迷宮の出口を発見すべく、残りの山札から出てくるカードの内容を常に考えつつ、うまく手札を選択していく、1~2人で遊べる協力型のゲームです。
未プレイ。1〜2人用の協力ゲーム。運要素もあるけれど、手札の運用を考えて攻略していく系っぽいですね。シェフィに似たものを感じる。
たった1匹の羊を1000匹まで増やすため、手札5枚の選択肢から、複製や集合などの増大カードと疫病や狼などの減少カードの順番をよく考えて使う、1人で遊ぶカードゲームです。
ニムト
全員一斉に出した番号カードが中央に序列を保って重ねられたとき、6枚目になるようなカードを出した人に〈その列引き取り〉のペナルティが課されるため、6枚目にならないような番号カードを手札から選んでいくゲームです。
プレイしたことありますが、私はめっちゃ負ける。一回リズムが崩れると負けに負けてしまう…。6枚目にならないように…とカードを出すのに、相手の手札いかんによって6枚目になってしまう!うわあああー!!!みたいな痛快な負けっぷりが楽しめるゲームです。ルールは簡単なので、初心者にもおすすめ。
ハエやクモ・ごきぶりといった嫌われ者のカードを、裏向きで誰かに押し付けるように次々回していき、嘘・本当の見抜き合いを重ねて、負ける人1名を決めるゲームです。
今回アニメで実際にプレイしていたゲームですね。
2人でプレイしたことありますが、これは4人くらいでやるとまたおもしろいんだろうなぁ。アニメでもあったように、「これをもらったらアウト」みたいな状況になってから駆け引きのスリルが一気にあがります。
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お話の感想
ボドゲ紹介だけで満足しそうになった。
ボドゲって知らない人と距離を縮めるのにもぴったりなんですよね。
ただ、こう「いいとこ見せよう」「嫌われないように」とか思ってるとややこしいことになるので、純粋にゲームを楽しむのがいいんじゃないかな!!
美姫が人の観察力に長けているとか、綾が人を騙すのが苦手とか、そういう性格はすごく出るなぁとも思います。綾、人狼とかめっちゃ苦手そう。
こういうゲーム、自分がいかに「こうしよう」とゲーム展開を考えても、戦略異なる複数が参加していることでゲーム展開がぐっちゃぐちゃになって、奇想天外な事が起きるのも魅力の一つです。
翠が持ってきていたような軽めのゲームは1プレイが早いし、「もっかい!」がすぐできるので、トライアンドエラーというか、やっていくうちにルールも覚えて、自分なりのセオリーもできるんだけど上手くいかないことが多々あってウヒー!!ってなる楽しさがある。対戦相手によって全然プレーが変わるのがおもしろい。
リアル謎解きゲームも、はじめての人と組んでも楽しい!という一面を推すけど、アレは攻略パターン(というか、進め方のイロハ)を熟知している人がサクサクやっちゃう点もあって、はじめての人にはハードル高いんだよね…。
(初めて知らない人とやったとき、すごい仕切り屋さんと組んで「楽しむ」より「攻略」に必死だったのを思い出す)
放課後さいころ倶楽部、アマプラでも配信されてます。
次回は大型のボドゲかな?