こんにちは。でごです。
あっという間に年末調整のシーズンですね!
よくわからん書類が配られたり、システム入力を強いられたり、毎年やってるはずなのに、「年に一度なので毎回忘れちゃうんだよな〜」って人も多い年末調整。
というか、そもそも「毎年言われるがまま書いてるけど、何のためにやってるの?」
と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かく言う私も仕事で年末調整業務をする側に回るまで、よくわかってませんでした。
この記事では、細かいことは後回し、「年末調整って何やってんだ」ってことを解説していきます。
具体的な書き方とかを紹介する記事は世の中山程ありますが、書き方以前の話をします。
「よくわからないまま書く」から「あーはいはい。このためにやるのね」状態に持っていくのが目標です。これがわかれば、あとは書き方だけ!
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そもそもなんのためにやっているのか
忘れた頃にやってくる年末調整。いったい何をやらされてるんでしょう。そもそもやる必要はあるのでしょうか。
すごくざっくり図に表すと、こんな感じです。
【ちょっと踏み込んだ解説】
・そもそも所得税は「1年間の稼ぎに対して決まる税金」です。
・とはいえ、年末に「はい、じゃあ税金30万もらいますねー」はキツい。
・その代わりに「月々これくらいかな?」という感じで毎月払ってます。
(会社がお給料から天引きして、税務署に納めてます)
・1年間の稼ぎが決まった段階で、答え合わせをして差額を精算するのが年末調整です。
毎回書いてる書類は、なんのために書いているのか
【ちょっと踏み込んだ解説】
・稼いだ額が全て所得税の対象になるわけではありません。
・「税金の対象から外しますね」という項目とそれに対する金額が決まってます。
・その例が、「養う家族がいます」とか「自分自身に障害があります」とか 「保険に入ってます」といった、家計的な事情です。
・あなたの状況を書類に書いて申告することで、1年間の稼ぎ総額から、所得税の対象となる範囲を決めて、計算をしています。
そんなこんなで計算された所得税の額と、毎月天引きしていた分の合計を照らし合わせて、「実は払いすぎてたので返します」ってパターンや「足りなかったのでもうちょっともらいます」をやるのが年末調整です。
これを頭に入れておくと、他の「年末調整の書き方!」みたいなサイトやマニュアルを見たときに理解がしやすくなると思います。
※全体像を理解してもらうための記事なので、給与からの社保控除とかそのへんは割愛しました。