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複業ってある意味SNS上の自分も当てはまるんじゃない?

働き方の話をする中でホットなワードの一つとして副業が挙げられます。
サイボウズさんの提唱する「複業」はすごい賛同できる領域です。

cybozushiki.cybozu.co.jp

 「今やってる仕事以外だからこそ、他の仕事をすることで本業との相乗効果」をもたらすのが副業のメリットだと認識しています。サイボウズさんが「複」というのは本業副業の主従関係じゃなく、個に焦点を当てて複数業務をパラレルで進めることを意識しているから「複業」というんだろうなぁ。

今まで、ひとつの会社でやっている仕事があって「あー、これを活かしてほかの領域にも挑戦したい!」とか「これをやってたらいずれ相乗効果がありそう!」と思う事業領域を見つけても、「社内で新たな事業を立ち上げるのもなかなか重たいし、であれば転職か?あいや、転職まではなぁ…」という感じだったところが、副業が解禁されることでクリアになる。

すごい極端な例を言うと、小売店向けサービスを作っている会社に勤めつつ、実際小売店でも働いてみる。みたいな。

会社としては「あいや、副業なんかで本業おろそかにされたら困るワイ!転職されたら困るワイ!」となるから副業禁止にして囲い込む。「自社のことだけ」やって、自社のことだけマンを育てていってなんとかなるのはなかなか難しい時代になりつつあるんじゃあないかと思いますし、それをしていると、それこそ「自社のこと」だけに魅力を持てなくなった人の生きる道が転職しかなくなってしまう。

本業に関連することで副業していくことで、いずれ本業の利益にもつながる顧客を得るかもしれないし、そもそも社員がそういった意識でどちらの業務も取り組んでくれるかもしれないし
副業としてやってる会社が素敵なパートナーになるかもしれない。

世の働く人すべてがすべて、そういった思いをもっているわけではもちろんないのですが副業の一律禁止という制度が、そういった思いを持っている人の芽を潰している。

 

で、表題の話に移ります。働く話から、割と個性とかそういった話に落とし込みます。


副業複業といいましたが、そのサブ業務で稼ぎを得るとか、相乗効果がどう、とか
そこまでの領域に至っていなくても、「活動」はできると思っています。で、それって
SNSを使って、仕事とは別のコミュニティを形成している人は自然にやってるんじゃなあいかな。

私なんかも、昔はネットはネット、リアルはリアル、と完全に切り離す意識でいましたがSNSの普及に伴ってその線引きは少しずつ薄れてきている…気がしてます。オンラインでの「コミュニケーション」が取りやすくなった、という感じでしょうかね。

 

仕事の人間関係とSNSの人間関係をそっくりそのままシームレスにつないでいる人もいるとは思いますし(Facebookユーザーに多いのかな)、一方で私みたいに「でご」名義でSNSを楽しんでいる間は完全にでごとして人間関係が広がっています。

SNSの使い方は人それぞれだとは思うのですが、趣味嗜好を軸にしてSNSでワイワイ楽しんでると、思いもよらないつながりができたり、活動の芽が出たりする。これはあくまで、楽しんでた結果ついてきた副産物だとも思っていますけど。

本業とリンクさせることは必ずしも必要ではないし、副業=副収入という図式にとらわれる必要もない。

 

"これを僕は、「消費する趣味」と「生産する趣味」と呼んでいます。みんな消費に偏重してるんですよ、いま。これを生産につくり変えればいいだけです。発信をくっつけることで生産型に変わるんですね。"

www.buzzfeed.com

 

 

 

cybozushiki.cybozu.co.jp

大企業の中でも面白い取り組みは生まれている 

 

会社の肩書がないとヤバいだとか、退職すると自分の価値がわからなくなる…なんてことを聞くこともあります。

ほかにも、「なんか会社で1日中働いてばかりで…」とか「やりがいがない…」とか思って苦しくなってる、自信を失っちゃう人もいるかと思うんですが、私は「HNで築いた関係性とかも、結構あなたの自信になるもんだと思いますよ」と言いたい。
ある意味、HNのような、「もう一つの名前」も、捨てたもんじゃあない。

 

ネットのだだっぴろい海を見てると、ほんといろんな人がいて、週休3日の人も毎日終電帰りの人も、10連休が年に2回取れる人も、専業主婦の人も、ほんといろーんな人がいる。会社勤めしてそのコミュニティにしか所属してなかったら出会えなかったような人を発見できる、へたしたらフォローしあってるし、もっと言えばオフ会で会って話したりしている。

もっともっと気楽に構えてもいいかもしれない。

なんかツイッターで広がったつながりが、おもしろいコトになったらラッキー!くらいのね。

(ビジネスとして、収入として!ってやっていくとまた別のアプローチになるんでしょうけど。)
SNSだけでなくインターネットは趣味が近い人とか同じ楽しみがある人と繋がることのハードルをもりもり下げてくれるので、自分がゆるゆる楽しみために使っていくのがいいなぁ、と落ち着いた次第です。

 

以前【「2つの名刺」を持ちましょう】という本を読んで、その時はよくわかってなかったけど、なんとなーくわかってきたなぁ、という今日この頃。最近では「でご」としてワイワイやってるときのほうがフットワーク軽くて楽しいので、それはそれでどうなんだと思ってます(笑)

 

↓でごとしてあれこれ楽しんでいたら面白いことになった一つの例

dego98.hatenablog.com

 

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