DegoReco

でごのつづるレコメンド。レコード。おすすめと、記録。

はたらきかたについて色々と考えてみる その1

最近さまざまな働き方について頭を巡らせることが増えています。

転職をしたことによって、「あ、会社によって全然ちゃうなー」と思ったことがきっかけで
さらにこうやって言葉に出そうと思ったのは、サイボウズ社の青野社長の投じた「働き方改革、楽しくないのなぜだろう」という問題提起が大きいかもしれません。

 

cybozu.co.jp

 

 


働き方改革だ、長時間労働防止だ、と紙面や上のほうではにぎやかになってきてはいるもののなかなか働いていると実感がわかないというか、なんだか現場に降りてくる間に捻じれたものになっているように感じてしまう。

 

こういった疑問はなんとなーくもっていて、サイボウズさんの記事を読む中で
「新しい発見」というよりも、自分のなかのもやもやを言葉にしてもらえたようで
刺激を受けることがたくさんありました。

cybozu.co.jp

 

個人個人で働き方を考えるというのは大事だなぁとも同時に感じています。

で、インプットだけでは忘れてってしまうし、自分のためにもならないので
ブログにごりごりと記録しておこうと思った次第です。


ブログでも、長文記事をだらだら書かないで、区切りをつけて書いていきたいですね。
きれいな記事を書くことは二の次で、思ったことを記事とはいえないまでも言語化しておきたい。

労使の関係とか長時間労働とか育児とか、まぁなんというか、「働き方」についていろいろと。

 

--------------------------------------------------------------------
さて。会社の在り方などについてぼんやり考えてみます。


まず、原則論の話で恐縮ですが…

労基法を勉強したり、今をときめく大企業の創設時の話を読んだりしていると
会社というのは「こんなことをやりたい!とすると、人が欲しい!みんなー一緒にこの事業をやってくれー!」ということで「人を雇う」流れのはずで、ここで労基法は「人を雇うのはいいけど、こういう条件を超えて働かせてはいけないよ』」と、事業主側に課している法律です。よね。
一番顕著な話が長時間労働の部分でしょうか。

 

ただ無機質に法律を解釈すると「この条件を守れないなら人を雇って働かせてはいけない」なのに、条件を守ることを労働者側に転嫁しているように思う。

 

私が体感したり、よくよく聞く現場での話では
現場社員が「〇〇時間を超えてはいけないから」と残業を隠したり、実際残業をしたのに未払いになったりしているケースが見られる。

課長や部長も「時間を減らす」ことに焦点を置いて、「やるべき時間にやり切れる業務分配」や「業務効率の改善」や「人員配置」を後回しにしたりしている。

現場に試行錯誤を求めること自体は間違ってはいないと思いますが、そこに付与されるメッセージが「残業が増えてるから減らせ」くらいの思考停止メッセージになりがちになっている。

メッセージを上司も部下も正しく共有して、「なんで残業が多いのか」「業務にやたらムダな作業が紛れ込んでいないか」という業務の棚卸をするなどのアクションになればいいけど、稀に「よし!じゃあ残業をするなら残業申請書を書かせて上長の承認を得るようにしよう!」なんてことを上層部が考えて、現場に負担を増やすソリューションを提案したりしていること、よくありませんか?


「〇〇さんが今月超えてはならない100時間超えになりそうなんだ」って時に
管理部門側がその張本人に問いただすのは違うんじゃないかなーって。
このあたりは会社全体として「100時間残業しなきゃならん状況っていうのはおかしいな?」と問題意識を持つ必要があるのではと考えたりしています。

例えば広告業界なんて残業が多くてナンボみたいな風潮にありますけど
(クライアントを通して)消費者の行動を促すための広告を作ろうとしている方々が、深夜残業なんなり続きで「自分自身の、一消費者としての暮らし」をせずして、そんな広告提案することができるんかいな?と思ったりもします。誰をハッピーにしたいねん。


裁量労働制の話や、「いやいや100時間でも200時間でも残業してどっぷり仕事をするんじゃい!そういう労働がええんじゃい!」みたいな話もあるでしょうけど、そういった議論がしたいわけではなく、労使の認識周りについて思ったことです。念のため。労基法の縛りが逆に柔軟な働き方を縛っているという話もあるので、それはそれで考えることがあるなぁとは思っています。

cybozushiki.cybozu.co.jp


ここまで事業主側の考えがどうのこうのばかり書いてますが
個人単位で取り組めることは多々あるよなぁと思うことも。

cybozushiki.cybozu.co.jp

なんか記事の紹介ばかりになってしまった。
サイボウズの人みたいになってますが、残念ながら違うのである。