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【着物男子対談】20・30代におくる カルチャーマガジン「Zing!」の取材に呼んでいただきました

縁あって着物男子として取材に呼んでいただきました。
私は今回「最近着物はじめました」枠で参加しております。

 

着物男子に聞いてみた~今この時代に、なぜ着物を着るのか~|Zing!

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(写真は記事の中より引用)

今回は、対談を経て思ったことをまとめておきます。

 

1.着物も「服の一つ」だということ

対談の中で印象的だったのは「着物は服の一つ」という考え方です。
考え方もなにも、実際そうなんですが、この考えが頭にあるのとないのとでは大違いかと。

服の一つなので、ちょっと外出する程度とか、趣味で着ている状況においては、洋服の着こなしと同様で、トータルのコーディネートの良し悪し、好みみたいなものはあったとしても、「決まり」に縛られなくて良いのだということ。

一方で、服の一つなので、「その服であること」が求められる場合では、「決まり」に従う必要があるということ。
これは洋服だって和服だって同じ。黒スーツが必要の場合、紋付き袴が必要な場合…などなど。

着物=正装の場 というすごいざっくりとした認識が強すぎるんだなぁと思います。


また、同時に実感したのは私の考え方について。

「服の一つ」ということで、洋服においても私は特に「トレンド」やら「モード」やらについてのアンテナは張っておらず、あってもお気に入りの店の季節ものを見るようにしていた、くらいで「業界」には全然詳しくありませんでした。

着物についても同様で、着物のイベントとか、着物のファッション事情とか、日本各地で活躍されているデザイナーさんとかあんま知らないなあ、と。
なんか着物を着ていると「業界の情報」も知っておかないといけないのかな、俺は知らないな…と怯んでしまうこともあったんですけど
これってもともとの性分かぁ、と思えるようになりました。

いずれそのあたりにも手広く情報網を張ることがあるかもしれませんが、背伸びはしなくてよさそうです。

・・・・ということを考えると、前回の記事で着物のイベントをしたい!なんてことを言いましたが、たぶんこれは本音とはちょっと違って
「着物についてのイベント」がしたいわけではなく「着物を着てる人(or興味がある人)と一緒に何かしたい」んだろうなと思います。

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(ディズニーシーで浴衣を着たりもした。ミッキーさんにもちやほやされるぞ!)


2.何かを始めるハードルは自分が作っていることが多いということ

男子は着物を始めるにあたって情報が少ない、という話が対談の中でありました。
ここ数年で痛感しているのは、「何かを始める」にあたって「めちゃめちゃ予習する」必要はないんだなということです。

着物を始めようと本を読むといきなり素材や種類の話や、格式の話などが書いていて「うわーこれを知らないとだめなのか!」と身構えてしまいましたが
趣味で「始める」だけなら、まず着てしまえばいいし、いっそ聞いてしまえばいい。予習しまくって、最初から高得点を取ろうとしなくていい。

野球を始めるのにプロ野球球団全部覚えなくていいし、インフィールドフライも知らなくていい。
漫画を始めるのに〇〇の道具一式そろえなくてもいい。
車を始めるのにホンダとトヨタの車種の違いを知らなくてもいい。
ダイビングを始めるのに、最初から自分で機材のセッティングができなくてもいい。

日本酒を始めるのに、ラベルに書かれた用語を全部理解しなくてもいい。

「それを知らないと」「それを持っていないと」始められない、なんてことはない。

そんな気持ちで入ればいいんだなぁ、と心が楽になりました。
「ちょっと遊びで始めてみたいんです」って気持ちを誰かに伝えるだけで、大きな一歩。

私は特に、そんな「遊びで始めてみたい人を歓迎する」人たちに出会えたので、縁に恵まれているなあと思います。
だから、自分が何かしら知っていること、楽しんでいることを「始めたい」と思っている他者に出会ったら、声をかけられたら、
自分なりにどう楽しんでいるかということを、ちゃーんと伝えられる人になりたいなと思いました。


とても気づきの多い対談でした。ありがとうございました。
今度は着物男子が街に出るロケとか呼んでもらいたいな(笑)

 

参考までに、当日着ていた物の補足。

着物はミミズクヤさんでオーダーした着物。

 ミミズクヤさんの着物は1万〜2万で買えることが多いし、かわいいものもあるし、洋服生地なので、違和感なく入れるんじゃないかなーと思いますよ。

襦袢はいただきもので、サイコロ柄の襟部文(半襟)は端布です。(襦袢という薄い着物を下に来ていて、覗く襟部分にこういった「半襟」をつけてオシャレしたりできます)

帯は一見楽着。

紐付き角帯とか、紐帯などといった名前で売られています。

買ったのは菱屋カレンブロッソさんの店舗にて。

この帯おもしろいのが、私みたいに房にもできるし、記事の中で森さんがやっているように帯締め(帯の上に巻く紐)みたいにもできるところ。

 

草履と足袋は藤木屋さん

同じ商品ではないですが、同じシリーズの物を着用しています。

足袋は折り返して柄が覗くのがお気に入りです。

ストールは遊 中川さんで購入しました。蚊帳に使ったりする素材?で風通しが良く蒸れないので夏に買って愛用していました。