会社で働くことになると、色々と手続きが進みます。
いろんなルールの中でお金がもらえたり制度が使えたりして
なんだかよくわからないけど、自分の生活が回っていく。
知らない制度やルールがあるけれど、だいたいその手続きとかは他の人がやってくれる。自分がちゃんと知らなくても、会社の人がやってくれる。
それで良いような気がします。やってくれるし、会社(使用者)はやる義務があるから。
でも、「ちゃんと」じゃなくても「少しは」知っておくと、おもしろいかもしれない。
私は新卒で入った会社で、「そういうものなんだなぁ」と思いながら給料をもらい、残業代はみなし手当として支給してるんだ、と言われるがままに拝受し、退職金の制度もよくわからないけど積み立てられており、財形貯蓄や持株会も、なんとなーく積み立てたり、社会保険料なんてものも、よくわからないまま天引きされ、はてに「年末調整」という不思議書類と戦いました。「扶養」という言葉は聞くが、ちゃんとは知らない。そんな社会人でした。
一方で、「じゃあ調べてみよう」と思って調べようとしても、コムズカシイ言葉がたくさん出てきてしまうのが、この世界。
「扶養」という言葉ひとつ調べようとしても、「扶養者」「被扶養者」「社会保険上の」「税法上の」 といった具合。
一つの言葉を調べようとすると、それに関わるいろんな制度が勝手にくっついてきて、難しい印象を受ける。
縁あり転職し、たまたま労務関係の業務を行うようになり、会社の人が「働く」ための手続きをいろいろとする側に回りました。
そうしていると、「案外みんな、知らないことが多いんだな」ということに気付かされます。
それでもちょっとは知りたい!ざっっくりでもいいから知りたい!
という方のために、辞典みたいなのを作りたくなりました。
「簡単な概要」と「もうちょっと知りたい人のために」「更に豆知識」といった3段階くらいで、いろいろな言葉を解説してみようと思います。
現時点で社労士資格を得ていない私なので、一業務担当者レベルの話になりますが。
(ここ、いずれ修正したい部分です)
お付き合いください。
「働いている上でよくこんな言葉を聞くけど、わかってるようで、わかっていない。」そんな言葉がありましたら、教えてください。よろしくお願いします。