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でごのつづるレコメンド。レコード。おすすめと、記録。

ペンギン・ハイウェイと、夏の香りと、読み終えた当時の感想を

ペンギン・ハイウェイのアニメ映画版の公式サイトが開設しました。

penguin-highway.com


映画『ペンギン・ハイウェイ』 予告1

 

宇多田ヒカルさんが主題歌を歌い、蒼井優さんのお姉さんが、お姉さんがお姉さんで、ああああー(咽び泣く)

ペンギン・ハイウェイは「読書の楽しさ」を改めて思い出させてくれ、読み終えたくないという思いを懐きながら読み終えた久しぶりの作品でもあり、読み返したくなることがたくさんあり、最後のページだけ読んでも泣きそうになり、誰かの感想を読むだけで泣きそうになるなど、私の中での思い入れが半端ではない領域にいる作品です。

 

夏の暑い日に、窓からの風を受けつつもちょっと汗ばむ感じの環境で、のんびりじっくり読みたい。

夏休みの、あのうだる暑さと、夕立後の独特の香りの記憶が呼び覚まされる、そんな読書感。

 

ツイッターでも、読書メーターでも、私の過去のブログでも原作の小説に対する愛を何度も何度も述べていたのですが、これを機にこのブログにも掲載しておこうかなという気持ちになったので、私が初めて読み終えた時の感想を、サルベージしてみます。なんとなーく初々しいです。初々しすぎてちょっと手直しもしました。

特にネタバレらしいネタバレを書いていない、私の感情が爆発しているだけの感想文ですが。 

 

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

 

 

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接客を通して学んだ「立ち居振る舞いからどう感じるのか」ということ

学生時代は接客のアルバイトをしていた。
具体的に言えば、ファミレスのウェイターだ。


入店対応をし、注文を取り、できた料理を運び、会計をし、テーブルを片付ける。
複数のタスクをどう組み合わせ、仲間とどう連携するのか。ピーク時間帯をどう切り抜けるのか。お客様にありがとうと言って頂くありがたさと同時に、こういったタスクのこなしっぷりにもおもしろさを見出していた。

ある日、やたらと混み合う時間帯が続き、人員不足もあっていかに場を回すかだけに集中してしまったことがあった。結果、料理を雑にテーブルに置いてしまったらしい。

「おい!」

初老の男性に呼び止められる。

「こんな置き方したらアカンやろ。」

とっさに、次のタスクが止まってしまうことを考えてしまった。
めんどくさいクレームだと思ってしまった。

「忙しいのは見たらわかる。だからといって、雑に対応していいわけじゃあないだろう。」
伏せていた顔を上げる。これはただ一方的に感情をぶつけるクレームではない。私を諭そうとしている。

「満席で、繁盛していて、大変そうやなぁというのは見たらわかる。その上店員さんが雑な対応しよったら、落ち着いて食べられへんやないか。」

 

がらりと価値観が変わる瞬間だった。忙しい店内をいかにせっせと効率的にこなしていくかに必死になってしまっていた。それは店員側の都合でしかない。この仕事の本質は、お客様への対応だ。

お客様は、「レストランでゆっくり食事をする時間」にも対価を払っている。ただでさえ忙しそうな店内で、雑なサービスを受けてしまったら、どう思うか。ちょっとしたお願いもしにくくなってしまうのではないか。

忙しそうな最中でも、今節丁寧な接客をしてもらえたら、慌ただしい店内でも、安心できるのではないか。

忙しいときこそ、丁寧に。

お互い気持ちよく、サービスの提供とサービスの享受が出来たほうが良い。
接客のバイトから学んだことは、後の仕事やコミュニケーションの中にも活きている。

ジミな教師と変なオジサンが織りなすバンド漫画が激アツ!【SHIORI EXPERIENCE(シオリエクスペリエンス)】

シオリエクスペリエンス10巻が本当に良くて、思わず叫びそうになってしまった思いをブログに書こうとして書けないままでいたけれど、ゴールデンウィークに読み返して、やっぱり書こうとPCを開きました。

毎回新刊が一番アツい作品として、毎回発売を楽しみにしています。

 

 

ブログで初めて取り上げるにも関わらず、当たり前のようにシオリエクスペリエンスの話を始めようとしているので、少し足を止めて説明しますが、「試し読んでみてくれ!って言っとけ!」と私の中の貧相な感性と語彙が言っているので、是非一度試し読んでみてください。

 

“ジミ”な高校英語教師の本田紫織に、“ヘン”な世界一のギタリスト幽霊が取り憑いた!? しかも身に覚えのない“契約”のせいで「27歳が終わるまでに音楽で伝説を残さなければ死ぬ」ことに。現在、27歳の誕生日を迎えたばかりのアラサー女子、その運命やいかに──!?

 

SHIORI EXPERIENCE~ジミなわたしとヘンなおじさん~(1) (ビッグガンガンコミックス)

 

つまりはバンドの漫画であり、憑依的な意味でファンタジー要素のある漫画であり、学校の漫画であり、教師と生徒の漫画でもあり、魂の漫画です。

ジミヘンドリクスが憑依する設定がそもそもおもしろく、弱小バンドの成長ものとしてだけでもおもしろいが演奏シーンの迫力、みんなが力を発揮していく過程の美しさ、そして長田先生渾身の魅せ方が何よりも上手い。

 

27歳でこの世を去ったアーティスト達にスポットを当てている設定であり、彼らが一同に介したら…というif設定も魅力の一つ。

ブライアン・ジョーンズジミ・ヘンドリックスジャニス・ジョプリンジム・モリスンは、1969年から1971年の間に27歳で死亡した。当時、この偶然の一致はいくつかの発言を引き起こしたが[11][12]、約25年後、カート・コバーンが死亡すると「27クラブ」という考え方が公衆の認識のなかで定着するようになった[10]。

 27クラブ - Wikipedia 

 

そして、創作活動の難しさ、バンド仲間で盛り上がっても観客に全然ウケなくて味わう絶望感、泥にまみれて絞り出した創作の輝き…スポ根っぽい演出もありつつ、長田先生の小気味よいテンポで紡がれるストーリー。さすが昔大喜利をテーマに漫画を描いたこともある長田先生…とぐいぐい引き込まれていきます。

  

 

まぁあの、とりあえず試し読みの一話を読んでみてくださいよ、ということに尽きてしまいます。バンド活動に携わったことがある人、楽器をやったことがある人、何かに夢中になったことがある人、なんかに夢中になっている人を観ていると元気になる人、熱量の在る漫画が読みたい人、うおーっ!!と応援したいものがあると楽しくなれる人におすすめです。うおー。

まだまだ最新が10巻。追いつけますよ、今からでも!

 

 

で、こっからはネタバレです。

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夫婦関係とケンカの考察

付き合っている間や、結婚した後、「ケンカしないんですか?」という問いかけを多く受ける。

 

結婚してるんです→どれくらい経ちました→ケンカします?みたいな流れが本当に多い。「我々はケンカしているけど、うまくいくだろうか」という思いを払拭したい気持ちや「ケンカしてこそ築かれる関係」の実証を聞きたい気持ちがあるのだろうか。なんて思ったりする。


しかし、我々夫婦は付き合っている間も結婚してからも、ケンカらしいケンカはをしたことがない。なので、いい感じの回答ができなくてすまんな…と思うことが多い。

 

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【祝】きものシェアクローゼット&サロン 水瑞(みずはな)オープン!"きものガール"は"水瑞店主"へ

私が(というか、お嫁さんが)着物をいざ始めるにあたって影響を受けた方の一人、ゆっけさんがお店をオープンし、新たな道を歩み始められたので足を運んできました。

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mizhana.onamae.jp

 

不思議なもので、インスタやツイッターで着物を楽しんでいらっしゃる所を拝見するところから始まり、いざイベントなどに足を運んで、着物について教えてもらい、着物を買ったりもし、そんなこんなでまだ1年半くらいで、なんとも大きな節目に出会えたものだなぁという嬉しい気持ちです。

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wantedlyに登録してみて気づいた、転職がなんとなーく気楽なものになっていくなと思った話

カイシャという組織に属することが目的になるのではなく、そのカイシャで何をするんだろう。自分の経験や能力・スキルを何に活かすんだろう。そういったことを採用側と求職者側で話し合う場。それが設けられた瞬間に、転職活動は「採用試験」から「やりたいこと⇔やってほしいこと」のすり合わせの場に変わっていきます。

ダイレクトリクルーティング活動はそこを重要視しているように思えます。

 

dego98.hatenablog.com

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私のライブの楽しみ方 ゆずのライブはいいぞという話

"私たちを楽しませようとしてくれている人たちが、楽しんでいるのが嬉しい”

 

この感覚は、好きなアーティストのライブに行ったときに気が付いた。

・そのアーティストの歌が好き

・生で聞いてみたい

・生でパフォーマンスを見たい

 

そういった前提のわくわく感がある中、いざその場を体験すると、私の中の喜びはいくつかに分類されるような気がした。

 

・この歌をライブで聞けた!という感動

・ライブならではの、CD音源とは違う圧倒的な迫力と熱さ

・ただ聞いているだけでなく、一緒に歌ったり、踊ったり、思い思いの楽しみ方をする観客との一体感

 

こういった要素がライブの魅力であると思う。

 

同時に私が喜びを感じるのは、アーティスト同士…それは、その舞台を支えるバックバンドも含めて、一緒に楽しんでいる光景を目の当たりにした時だ。

 

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